ちーちゃんままの日記

2010年03月16日(火) 選べません

子の年齢:6歳2ヶ月

ちーちゃんは飲み物を選べない。
選べないと言うのは、アレルギーがあって、という意味ではなく、どれでもいいのに妥協しないということである。
風呂上りのからからのノドをうるおす飲み物のフレーバーに、何かコダワリがあるらしく、ものすごく悩んでしまうらしい。

そんなこととは知らないで、早く着替え終わったちーちゃんに、サイフから500円玉を渡して、「何か買われ〜。」と言ったことがあった。
その時点ではママはまだハダカだったので、着替えが終わる頃には半分飲み終ってテレビでも見てるだろう、と思っていたのだ。

ところが、ちーちゃんはまだ悩んでいた。

あれっ?まだ決まってないの?
ちーちゃんが買ったお釣りで自分のジュースも買おうと思っていたので、急かした。

「ねー早くしてよ。ママのどからから〜。」

ちーちゃんは慌ててファンタミルクを買った。
これが不味い。

ママに急かされて不味いジュースを買ってしまった、ママが悪い!もう1本買ってくれ!!!と言う。
選んだのは自分である。だいたいジュース1本選ぶのに何十分かかるんだよ?
銭湯の湯上がりコーナーで大泣きし、家に帰っても泣き続けていた。

数日後、今度はサイフに200円あったので、着替えが終わる前に渡しておいた。
ここでちーちゃんの頭の中で何かフラグが立ったらしいのだが、ママは気付かなかった。

しばらくして戻ってきたちーちゃんが、

「ママ、紙カップの飲み物で何が飲みたい?」
「は?何も飲みたくない。缶入りの桃ジュースが飲みたい。」
「えっつ?ダメ。」
「それしか飲みたくない。」

しばらくしてちーちゃんは怒りながら缶入りの桃ジュースを持ってきた。

「何これ?」
「ママ飲むって言ったじゃん。残り80円しかない。これじゃあ何も買えないよ〜、わ〜ん。」

勝手にママのジュースを買って大泣き。
いったい何が起こったの?

「70円あればコーヒー牛乳買えるよ?」
「コーヒー牛乳飲みたくないもん。」
「じゃあ、自分の飲みたいものさっさと買えばいいでしょ?」

意味がわからん。
引きずるようにして家に帰った。
数日前の500円のお釣り事件の反動だった、と気付いたのは翌朝。

200円もらったちーちゃんは、選ぶのに時間がかかることに気付き、ママの飲み物を先に買ってしまえばゆっくり選べると思ったのだ。
200円で2人分選ぶには、紙カップの飲み物しか買えない、ということには気付いたが、200円なら100円ずつに分けてしまえる、ということには気付かなかったようだ(トホホ)。

OK.you're on the right track!
かなりユニークだけど、トライ&エラー方式で行くしかないね。


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