子の年齢:5歳4ヶ月
以前から楽しみにしていたハムスターを、とうとう購入することにした。 アパートじゃないから、ペットを飼うのは自由だし、ちーちゃんも来年小学生だから、そろそろお世話できるだろう、ってことで。
満を持して、ペットショップの玄関をくぐると、あろうことか、ちーちゃんはカブトムシに捉えられてしまった。 もうカブトムシの成虫がいるんである(5月末なのに)。早いなぁ。 「これ見に来たんじゃないでしょ!ウチにいるでしょ!」 カブトムシの幼虫が既にいるのだ。世話してないだろ!
誘惑を払いのけてようやく小動物コーナーに行くと、そこには新たな誘惑が・・・。 ママはとっても小鳥が好きなのだ。 あー、オカメインコかわいー。
お店の人に、ハムスターが欲しい旨を伝えて、ケージなどを選んでもらうと、最後に誓約書を書かせられた。 ハムスター1匹¥980−を飼育するのに、誓約書が要るらしい。
誓約書には、「一生大事にします。」とか「飼育に必要なものを準備して、環境を整えます」とか、「病気になったらどこに連れて行けばいいか知ってます」てなことが書いてあった。 一生大事にする、環境を整える、はともかく、「病気になったらどこに連れてくか」まで考えて購入する人いないでしょ?
文鳥を連れて行ったことのある病院名を言ってみた。 「そこなら、ハムスターの手術したって聞いたことありますよ」とのこと。 獣医も家畜専門とか、犬猫専門とか、小動物もOKとか、いろいろある。案外小動物をちゃんと診れる病院が少ないんだよね。
さて、飼い主の資格審査も終わって、ケージもろとも家に帰る。 その間ちーちゃんは、ハムスターの入った箱をうやうやしく捧げ持っていた。
ケージの準備が出来て、ハムスターを放す。 最初はちょっと警戒してるみたい。手を入れたりすると、ジゥージゥーと、意外に大きな声で威嚇してくる。ねずみはチュウだと思ってたけど、違うんだなぁ。
名前は、アニメ「チーズスィートホーム」に出てくる仔猫に因んで、「ちー」なんだって。猫の名前をねずみにつける?ま、いっか。
かのコンラート・ローレンツ卿をして、「見飽きることがない」と言わせしめているハムスターであるが、なーんか毛の生えたタマゴみたいで頼りない。 文鳥なら歌を歌ったり、攻撃してくるんだけどねー。
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