子の年齢:5才3ヶ月
4月になってから、朝になるとお腹が痛い、と言うようになった。 切迫した感じでもないので、トイレに行けば治るだろ、ぐらいに考えて保育園に行かせていたが、お昼に保育園から呼び出されてしまう。
「お医者さんに行こうか?」 「注射はいやだ〜。」 「注射するかどうかわからないよ。どうしてお腹が痛いのか調べないと。お腹痛いんでしょ?」 でもやっぱり、あんまり切迫した雰囲気はない。
午後の診察を待つ間に、私がお昼ご飯を食べることにしたら、ラーメンを1/3ぐらい横取りされてしまった。 「ねえ、本当にお腹痛いの?」 「うん。」 嘘をついている訳ではないようだが、胃腸が悪いのでもなさそう。 熱もなく、おやつも夕食ももりもり食べた。 ところが朝起きるとまた、 「お腹いたい・・・。」 な〜んかオカシイ。 「ね、保育園行くのイヤなの?」 「・・・。」 「先生がイヤなの?お友達がイヤなの?」 「先生はイヤじゃない。お友達は好き。」 「なんか、『がんばりノート』貰ってから、頑張ってない?」 「・・・。」 図星か☆ がんばりノートというのは、ちーちゃんが頑張ったことをほめるためのノートで、「字の練習がんばりました」などと書いてキラキラシールが貼ってもらえるものなのだ。 このノートのことをずっと楽しみにしてたはずなのに、既にプレッシャーになってしまっているらしい。
「がんばりノートは、頑張りなさいノートじゃないの。ちーちゃんの一生懸命をほめるためのノートだからね。」 ちーちゃんはちょっと、ほっ、としたみたい。 今日は登園途中にお腹が痛くならなかった。
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