| 2008年10月23日(木) |
お塩のように・・・? |
子の年齢:4歳9ヶ月
朝からちーちゃんは、雑誌『てれびくん』の付録を作っていた。何の部品なのかわからんが、ムチのようなものが出来上がり、早速それでママを叩きに来た。 紙とはいえ、細くしならせて叩くと痛い。 「イタっ。痛い、やめて。」
何で朝から息子にムチ打たれなければならないんだろう、なんだか泣けてきた。 「ちーちゃん、ママのことキライなの?だから痛いことするの?」 「ママのこと好き。」
どうもちーちゃんは、好きな人⇒好かれたい⇒優しくするという回路が遠い。好きな人を泣かせても平気である。 「じゃあ、どうして痛いことするの?」 「ごめんね。」 誤るときはお面をかぶったような顔をしている。意味がよくわからないが、とりあえず謝っとけ、そんな感じだ。
ちーちゃんを抱きかかえたまま聞いてみた。 「ママのこと好き?」 「うん?」 「どうして?」 「ご飯作ってくれるから。」 「じゃあご飯作らないときは好きじゃないの?」 「悪いことしたら、怒ってくれるから。」
悪いことしたら、怒ってくれるからママが好き???
シェイクスピアのリア王を思い出したぞ。 確か、一番かわいがっていた末娘に「お前はどんな風にお父さんが好きか?」と聞いたら「お料理に欠かせないお塩のようにお父様が好きです」と答えて国外追放になったとか。 物語の中では、真心のある人物、ということになっているが、天然ボケもいいところである。
さて、ちーちゃんはといえば、リア王の末娘よろしく、真心から、叱ってくれるママが好きらしい。 自分がいつ悪いことをするかわからないみたいだな・・・。
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