子の年齢:4歳6ヶ月
ちーちゃんがだんだん大きくなってくるに連れ、「男の子と過ごす夏」が楽しみなってきた。親の私の心の中に、むくむくと入道雲のような興奮と幻想が湧き上がってくる。 それは自分が幼かったころの夏の思い出の投影だ。セミと陽炎、草いきれ、水平線、川の小魚、とけたアスファルトと短い影と、べたべたする汗と。
ああ楽しい。 そういう感動を、ちーちゃんと一緒に味わいたいと思う。 そして心が外に向くにつれ、海はなぜ青いのだろうとか、雲が雨を降らすのはどうしてだろうとか、セミとカブトムシの食べ物は違うんだろうか、といったことが気になってくる。 知りたいことがたくさんあって、知るのが楽しくて。そういう気持ちをずっと大切にしたい。
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