子の年齢:4歳5ヶ月
さて、流産後の経過を診るというので、病院に行った。医師は来意を忘れている。 「検査結果出ましたよ。」 「何の検査結果ですか?」 「あ、このポリプは去年のだった。えっと、胎嚢の中は空でした。」 なんと、先週の診察で出てきた、赤いどろどろした大きな塊を生検に回したらしい。 カルテについていた写真を見ると、意外に組織がしっかりして見えた。 「あの、空ってどういうことですか?」 「赤ちゃんはすでに溶けてなくなっていたようです。」 えっつ、溶けてなくなってた? それを聞いて一つのギモンが頭をもたげた。 最初から赤ちゃんなんか居なかったのでは・・・? あまりにも妊娠への期待が高いので、子宮が死んだ卵子を捕まえて、勝手に胎嚢を作ったのかも・・・。 妊娠への期待が高いと卵管が収縮する、という説があるくらいなのだ。 実際に今回の排卵で、卵管から出血があったらしいし。
子供欲しさのあまり、自分の体を傷つけている・・・?
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