ちーちゃんままの日記

2005年06月15日(水) 類似の概念

子の年齢:1歳5ヶ月

 実家のテレビの上に30cm程のラブラドール・レトリバーのぬいぐるみがある。かなりリアルなぬいぐるみで、お座りをしている。
 飼っていた犬(柴犬だが)に表情が似ている、と言って父が衝動買いした。
 
 ちーちゃんも気に入っているようだ。手渡すと、
 「わっわ、わっわ。わわわわわわ・・・。」
 などと言って、はなづらをかじる。

 話は少し逸れるが、ちーちゃんの使う擬音は、大人の擬音の口真似でなく、実物の出す音の模写ではないかと思う。犬の鳴き声を「ぅわっ、ぅわっ」、電車を「ごぉトん、ごぉトん、ぷわー」なんて言うのだが、間の取り方が本物に近い気がする。

 話は戻って、最近母がお祭りで柴犬の置物を買って来て玄関に置いた。飼っていた犬なんだそうだ。名前までつけた。
 ちーちゃんは時々、その犬の首についた鈴を鳴らして遊んでいる。

 さて、ある日、ぐずるちーちゃんをごまかすために、
 「あ、わんわんが来た、ほらわんわんだよぅ。」
 と言って、テレビの上のぬいぐるみを取って渡したら、しばらく
 「わっ、わっ」
 と言って遊んでいたが、そのうち抱きかかえてどこかへ行こうとする。
 どうするのかと思って見ていると、なんとそれを玄関に持って行って、柴犬の置物に向かい合わせて置いたのだ。

 並べて置いて見ると、なるほど2体は、大きさといい、顔つきといい、ポーズといい、そっくりだった。
 「あ、おんなじだね、すごいねー。」
 いつの間にそんなことがわかるようになったんだろう。驚いた、感心した。


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