子の年齢:8ヶ月 読んでいる本:『日本語なるほど塾5月号』(NHK出版)
ちーちゃんと二人暮しを始めた。 夫が出張ばかりしているので、実家を離れてしまえば殆ど母子家庭なのだ。 車で10分ほどの距離なので、始終実家と行き来していてもそんなに辛くない。夫が出張勝ちなら、夫の世話もしなくてよい訳で、大手を振って里帰りできる環境にはある。 しかし、そうやって実家にべったりで暮らしていると、たまに他のママとお話しする機会があると、ドキっとする。 実母と一緒にいる安心感で、他の子はどうしているだろう、他のママはどうしているだろう、とまったく考えていないのだ。 そして平日の昼間も寂しくないのでママ友もいない。 もっと悪いことには、実母というスーパーバイザーがいつも一緒に居るせいで、自分でちーちゃんを観察するということをやめてしまった。自分が見ようが見まいが、母が見て答えを出してくれるから。 母親としての経験が浅いから、つい経験者の考えを聞きたくなってしまう。でもたとえ間違っていても、自分で考えて行動することを止めてはいけないんじゃないだろうか。
という訳で二人暮しを始めて、1週間が経った。 早朝、深夜も二人きりなので、ゴミ出しに行く時もちーちゃんを連れて行かなくてはならない。 大変なこともあるけど、ようやく正面から向き合えるようになった。 この子のお世話をしているのは私なのだ。この子のことなら私が一番詳しく知っている、と言えるようになった。
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