子の年齢:6ヶ月4週 読んでいる本:『うつくしい子ども』(石田衣良著 文芸春秋社)
お盆を前に、初めて散髪に行くことにした。 ちーちゃんは生まれた時から、わりとふさふさ髪が生えていたので、何度かママが髪を刈り込んだが、散髪に行くのは初めてだ。なにしろ「ひとりすわり」ができないのだから。
どうやって髪を切ってもらうか。パパが縦抱き(向かい合わせで肩にあごを載せる)にして椅子に座って切ってもらう。 始まった途端にちーちゃんは泣き始めた。 ママが傍にいなかった(遠くで見ていた)のが悪かったのか、理容師さんが「泣かないでね、泣かないでね」と思っているのを察知してしまったのか。自ら二児の父なので、理容師さんは歌を歌ったり動物の鳴き真似をしたりして機嫌をとろうとするが、どうもよくない。 ママが抱っこすれば泣き止むかと思い、途中でママに交替する。少し静かになったが、時間が経つとまたぐずぐず言い始める。 しゃくりあげたり、首を振ったり、腕を振り回したりもする。怪我をさせないように切るのは大変だ。 そしてちーちゃんは顔中毛だらけ。目も閉じなければ涙も流し、鼻水とよだれと汗で濡れたところに細かい毛がはりつく。
ケープも着ていないので、パパもママもちーちゃんも全身毛だらけだ。家に帰ってシャワーを浴びるしかないのだが、チャイルドシートに毛が残ったら困るので、一旦着替えさせてもらう。
さて、シャワーを浴びて着替えさせて、ふうう。 男前になったね。
散髪に使った服をそのまま洗濯したら、ほかの洗濯物にも毛が拡散して、結局爪で1本づつつまみ取る羽目に遭う。
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