ちーちゃんままの日記

2004年06月16日(水) パパのご帰還

子の年齢:5ヶ月1週

 2ヶ月半アメリカに行っていた夫が帰ってきた。
 「パパだよ〜、お土産だよ〜、ほーれほれほれ。」
とやってきて、ちーちゃんを抱っこする。ちーちゃんも最初はにこにこ笑っていたが、そのうち奇声を発して顔を真っ赤にして暴れ始めた。
 すかさず夫から取り上げて、見えない場所で抱っこしてあやす。
 「大丈夫よ。あれはパパだからね。」

 2ヵ月半も留守にして、ジグソーパズルみたいに簡単にはまれると思ったら大間違いだ。ちーちゃんの認識にパパの枠などあるもんか。
 開口一番に、「こんなに大きくかわいくなって、ママありがとう」と言ってくれれば溜飲が下がるのに、すぐ「パパだよう」なんて言われればむっとしてしまう。

 いきなりアパートに帰ってパパと3人になるんじゃ、ちーちゃんが可哀想だから、しばらくパパが実家に通って慣れたらアパートに行くことにしない?と言うと夫が怒り始めた。
 「そんなん、ウチの会社の子供達みんなその日の内に帰って来とる。甘やかし過ぎじゃない?」
 「悪いことまで見習わんくていいやろ。血繋がっとれば心も繋がっとるとでも思っとんが?」
 再会早々大喧嘩になる。

 「喧嘩しに来た訳じゃないがに。(喧嘩しに来た訳じゃないのに)とりあえず帰るわ。」

 後で冷静に考えてみれば、夫の言うとおりだ。
 わたしはヤキモチをやいていたのだ。
 昨日まで100%わたしものだったちーちゃんの愛着を夫と半分こするのが嫌なだけなのだ。ちーちゃんがもっともっと夫を怖がればいいと思っているのだ。


 < 過去  INDEX  未来 >


ちーちゃんまま