子の年齢:妊娠34週 読んでいる本:なし
数日前の夜、TVをつけたら『その時歴史が動いた』をやっていた。インドのマハトマ・ガンジーの「塩の行進」についてだった。 それまで、ガンジーについては、乞食のような身なりでロイド眼鏡で糸を紡いでいる姿しか知らなかったので、とても驚いた。 「塩の行進」は今のインドの紙幣(ルピー)の裏に描かれているんだそうである。イギリス支配下だったインドで、製塩権を求めたインド人達が、警官に棒で殴られながら無抵抗で製塩工場に入ろうとしたことだそうだ。 今までこの人についてあまり知らなかったことを大いに恥じ入った。いい伝記映画があったはずだから、ビデオを借りて見なくては。 そして、ちーちゃんの名前は「マハトマ」にしよう! ところが「マハトマ」というのは本名ではなく敬称らしいことがわかった。「偉大な魂」という意味なんだそうだ。赤ちゃんには荷が重過ぎる。 レンタルビデオ屋が100円セールをしていたので早速借りてきた。 マハトマと呼ばれた所以が判った。インドとパキスタンが犬猿の仲である理由もわかった。 劇中に回教徒に息子を殺されたヒンズー教の男が、仕返しに回教徒の子供を壁にたたきつけて殺した、とガンジーに告白するシーンがある。だから地獄に落ちるのだ、と。それを聞いたガンジーは、では両親を殺された子供を拾って育てなさい、と答える。回教徒の子供を拾って回教徒として育てなさい。
偉大な魂はふたこと三言話すだけで人を圧倒する力を持っているものだ。
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