ちーちゃんままの日記

2003年11月26日(水) マタニティクラス

子の年齢:妊娠34週
読んでいる本:『シアーズ博士夫妻のベビーブック』(ウィリアム・シアーズ、マーサ・シアーズ共著 主婦の友社)

 今日はマタニティクラスと健診の日。このところ午前中はパジャマで過ごすことが多かったので、久しぶりに朝から外出だ。
いいペースで病院に到着し、玄関近くに駐車できて「ツイてる!」と思ったら、診察券を忘れてきたことに気づいた。
 再診予約票があるので、窓口で受付(通常はコンピュータ)するついでに氏名変更もしてもらうことにした。産休直前に入籍して保険証の名義変更をしたのだ。

 待合室で読もうと思って、『シアーズ博士夫妻のベビーブック』を持って病院に入ったのだが、これが漬物石みたいに重い。総合病院なので受付、診察、精算とかなり歩き回らなくてはならないので、こんな本を持ってきたのは本当に失敗だった。
 上中下の3分冊になってればよかったのに。
 これがわたしの所有物だったら、背とじを章毎に切ってバインダーに挟んで、その都度必要な個所だけ外して読むぞ。

 さて、検診の結果、尿糖が+++なのを除けば経過は良好だった。買い食いの影響が出たのかもしれない・・・。
 例によって主治医は、「ま、あかちゃんが元気なので気にしなくていいですよ、体重もムリに減らすことはありません。」ということなんで、とっても気が楽だ。体重の増加より、やせすぎやストレスの方が害がある、という判断なのかもしれない。

 次回から毎週健診になる。秒読み開始だー。

 今回のマタニティクラスは夫立会い分娩の人が原則夫を連れてくる回なので、カップルばっかりだろうなー、と思っていた。でも、参加者25人中男の人は3人だけ。意外と立会い出産希望は少ないようだ。
 まず、分娩の経過をビデオで見る。淡々とした短いビデオだったので、あまり怖くなかった。リアル過ぎると妊婦が怖がるという配慮なのかもしれない。
 妊娠初期に、映画『アメリ』の冒頭部分を見たときは(まさかそんなシーンがあると思わないから)、「アレをわたしがやるの?」と思って恐ろしくなった。

 次に、分娩室でのタイムテーブルの説明があった。
 まず、点滴の管をつける(いつでも止血剤が打てるように)、剃毛する、胎児の心拍のモニターと血圧計を付ける、膀胱を空にする
 次に、必要な場合は、局部麻酔や会陰切開する
 分娩する
 へその緒を切って赤ちゃんを軽く拭く(入浴はしない)
 会陰切開や裂傷の場合は縫合する
 カンガルー・ケア(母親の体温で新生児を温めること)をし、乳を含ませる
 体重や身長を計測する
 母親は病室へ、赤ちゃんは新生児室へ

 ということだった。
 最近の調査で、産まれたての赤ちゃんはお風呂に入れない方がいい、ということが判ったんだそうだ。だから翌日まで入浴させないらしい。
 また、この病院ではカンガルー・ケアをするのが基本的な分娩方法らしい。母親が疲れたなどの理由でカンガルーケアしない場合は「インファント・ウォーマー」で温めるのだそうだ。

 んー、大体希望どおりだー。あとは会陰切開しないで済むかどうかだなー。 

 それから簡易分娩台にのって、いきみ方の練習をする。その間にダンナ衆は前で、分娩室の中では「一生に一度だと思って」妻のワガママを全て受け止めてあげましょう、といった話を聞いているようだった。
 出産を控えた人はみんなマタニティクラスに出るもんだと思っていたが、前回の夫の観察によれば、ある程度以上の学歴の人しかいないらしい。


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