ちーちゃんままの日記

2003年11月16日(日) 祗園の教訓?

子の年齢:妊娠32週
読んでいる本:『祗園の教訓-昇る人、昇りきらずに終わる人』岩崎峰子著 幻冬社

 街が雪支度を始めた。
 毎年この頃になると、融雪装置からちゃんと水が出ることを確認するために、雪がないのに水を出してみるのだ。 
 ために、雨も降っていないのに道路が濡れていたり、水圧が強すぎて車のフロントグラスが突然濡れたりする。
 長年雪国に住んでいると至極当然な年中行事なのだが、大学の同窓生(多くが小学校の教師)には珍しいらしく、「社会の教科書で見てんけどー、融雪装置ってあんねんねー(社会の教科書で見たんだけど、融雪装置というのがあるんだってね)。」と訊かれた事がある。

 『祗園の教訓-昇る人、昇りきらずに終わる人』は長い間ベストセラーになっていた本で、図書館でも貸出予約がたくさんついていた。漸く読める〜♪と楽しみに読んだが、非常につまらん本だった。わたしの次に借りる方がお気の毒だ。
 養老猛の『バカの壁』もロングセラーになっているが、中身はスカスカ。最近は中身の薄い本ばかりがよく売れるようだ。あんなスカスカの本が飛ぶように売れれば、それこそ左団扇というところだ。

 こんなつまらん本を借りるために図書館まで2往復もしたなんて、胸くそ悪い。
 2往復というのは、財布を忘れたサザエさん状態で図書館に行ってしまったからで、悪いのは自分なんだけどね。
 実家に帰って暫く戻らないつもりの準備をしていたものだから、車の中には下着の着替えから、母子手帳、パソコン、洗面道具一式と、家財道具が一式載っていたが、図書貸出カードだけがなかった。
 
 実家に着いて母にその話をしたら、「そのツメの甘さがあんたを二流にするのよ」みたいなことを言われた。


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