子の年齢:妊娠31週 読んでいる本:なし
夫は料理がうまい。 いわゆる男の手料理風の時もあるが、この間の豚汁にはカボスの皮がちょっと添えられていて、なんとも上品な味わいだった。 おまけに出張から帰ると長い代休消化に入ることが多いため、たいがい夕食を作って待っていてくれる。とってもありがたい。 昨日夫が実家でいろいろ用事を片付けて、気付いたら夕方の4時だったそうだ。「まだ買い物もしてないのに」と慌てて帰ろうとすると、義母に「あれ、もう4時やぜ、ご飯も炊かんなんがやろ、早よう帰らんと間に合わんよ(ご飯も炊かなくてはいけないんでしょ、早く帰らないと間に合わないよ、の意)」と言われたそうだ。 「俺って主夫なのか?」と夫は愕然としていた。
木曜日10:00の『白い巨塔』を欠かさず見ている。 前作が名作ドラマの誉れ高いので、リメイク版の今回も、物語としての面白さ、キャスト、スタッフとも素晴らしいと思う。しかし、いかんせん、リアリティーがない、平成の物語としては。 夫の地位の浮沈に伴って妻の地位が浮沈する、ということは、昭和40年代にはリアルな話だったのかもしれないが、妻が宇宙飛行士とか、大臣とかいうこともアリな時代なんである。化粧の匂いでむせそうな奥様サロンの物語にはうすら寒いものがある。
|