シネマ日記
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2003年08月21日(木) ブラッド・ワーク

クリント・イーストウッド監督・製作・主演のサスペンスアクションもの。

FBIのベテランプロファイラー、マッケイレブは、
まるで彼の捜査に挑戦するかのような犯人、通称コードキラーに
犯行現場にマッケイレブあてのメッセージを残される。
続く犯行のうち、現場の野次馬のなかに犯人と思われる足元に気付いたマッケイレブは単身追跡するが、
心臓に疾患のある彼は途中で発作で倒れてしまう。
気付いた犯人はあざ笑うように立ち戻ってくるが、必死に発砲するなか、逃走してしまい、
マッケイレブは、その後、現役を退き、
心臓移植を受け、今は趣味のヨットで静かに暮らしている。
そんな彼に、見知らぬ女性が訪ねてきて、一枚の写真を見せ、
事件の捜査の依頼を・・・当然ながら体のこともあり、既に現役ではないので
断ろうとするわけだが、なんと彼の移植を受けた心臓がその写真の彼女、
訪ねてきた女性の妹のものだった。
店で買い物中、強盗に襲われ頭を撃ち抜かれ脳死になった女性。
その心臓がどうやらマッケイレブに移植されたらしい。
特殊な血液型を持つものどうし、事件の日の手術っと言うことで・・・。
いまだ犯人のあがっていない事件を心臓の縁もあり調べていくマッケイレブだったが、
事件の真相は、かつてのコードキラーに結びついていき〜〜。

70歳を超えたクリント・イーストウッド。
心臓疾患の役どころと言うこともあり、終始胸をおさえながらの苦しそうな
痛々しいような、でも執念に満ちた様子がさすがに上手い。
往年の派手なアクションはなくても、渋さや超ベテランの味、
これだけ出せればやっぱりスゴイことだよねぇ。
ふと、あのシュワちゃんが、もっと年を取って、こうゆう感じの役柄って
果たして出来るかなぁ・・・っと思ったのは、心臓疾患の役柄のせいかしら(^^;

住まいであるヨットの隣人にジェフ・ダニエルズがいるわけだけど、
ん〜?これだけの役回りじゃきっとないはず・・・っと思ったら、
それはやっぱりね。(爆)
もっと知名度のない俳優さんだったほうが、意外性に効果的だったかも。
でもさすがに彼も上手い。


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