シネマ日記
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2002年01月12日(土) タップ・ドッグス

いやァ、もうこの日記のアップが久々デッス(^^;
それだけこの正月休みには映画・ビデオが観れなかったってことか・・・(/_;)

タップダンスと言うと、なんだかもっとクラシックなものをイメージするような気がするけれど、
これは、現代の若者らしいタップダンスチームの活躍を描く青春もの。
実際にシドニー五輪で見事なダンスを披露したチームのサクセスストーリーを
映画化したものでもあるらしい。

主演は、あの「コヨーテ・アグリー」でヒロインの恋人役を演じたアダム・ガルシア。
そうそう、あのときも、カウンターの上で華麗に踊ってたものね♪

鉄鋼所に勤める若者ショーンは、少々生意気だし自信家で
周囲にはあまりよく思われてなかったけれども
タップダンスの腕・・・あ、違うか脚?ヘ(__ヘ)☆\(^^;)オイオイ(爆)では
かなりのもの。
一度有名演出家に自らアピールし舞台出演の話も実現させるが、
その周囲と溶け込まない目立つ踊りと即興で、あえなくクビ、
失意で故郷に戻る。
その間、出発直前にせっかく知り合っていた恋人は、彼の兄に取られる形で
さらにショックを隠せない。
でも、彼は今度は、地元でオリジナルなタップチームを作ろうと
メンバーを集め奮闘する。
そこに兄が手を染めてしまった悪事が絡んでの悲惨な出来事があったり
恋人への想い、鉄鋼所の閉鎖などなどの事件も絡んでくる。

少年がバレエダンサーを目指す「リトル・ダンサー」に
中年男たちの「フル・モンティ」などのエッセンスがチョット混ざった感じ。

ワークブーツに自作の部品を付け、個性的なタップに取り組む彼らの熱さが
ときに笑えたりときに泣けたり、魅力的に描かれている。

ただ、ショーンとまるで運命のように出会った美容師の彼女が、
それほど長い期間離れていたってわけでもないのに、
寂しさと周囲の評判と酔った勢い(?)で、あっけなく彼の兄とできちゃうのには、
なんだかなぁ・・・って感じでもあった。
しかも彼と彼の兄の間をけっこうウロウロしちゃうのよねぇ。
この三角関係はどう決着を・・・っと思ったら、哀しい事件が起きてしまう。
兄の一件とか、彼女とのこととかがわりと大目に描かれているぶん、
ショーン以外のグループのメンバーの描きかたは、ほんのチラチラって感じなので、
そこらへんがチョット残念でもあったかな。


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