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一人ぼっちのクリスマス〜精神崩壊篇



サンタさん、僕に愛する人をください。


僕は、今だってパニックになりそうな、「事の真相」をここにだけひらく。
向き合うのはまだ、無理だけど。
僕の心理描写はそれぞれ「俺」『僕』<私>の3分割。
(でないと若干自分の中ではしっくりいかないため)
本文自体は<私>の視点。
もともとの背景は省略。

11月27日彼から間違いメールが届く。ライブ(C)について。
    当然私は知らない。少し気になるが、突っ込まないことにする。

「なんだよ。間違えてんじゃねぇよ」
『ライブかぁ。でもよくわからないから興味ないね』
<お、女の子とじゃないよね?>
「間違えたくせに気づいてないってなんだよ。ムカつくなぁ」
<ちゃんと教えてあげなきゃ>
『どっちでもいいと思うけど。僕は関係ないことだし』

    間違いを指摘。最初は気づかない。
    もう一度送る。気づいてくれる。
    とりあえず深くは聞かないことにする。
    深く聞いてメールが返ってこなくなった経験を踏まえて。

    深夜に明日の約束の確認。返信なし。

11月28日遊ぶ約束の日。朝から音信不通。

「またかよ」
『まぁ、事故とかもありうるし』
<そうだよ。事故……はいやだから、電車が遅れてるんだよ>
「約束から一時間経過しました〜メールも来ないでーす」
『うーん。そろそろ家に帰って卒業レポートやりたいんですが』
<やだやだ。きっとくるもん。ダメでも、返事来るもん>
「無理だし。ばっかじゃねぇの?」

    18時までとりあえず待ってみる。→こない。
    自習室で卒業レポートを書き始める。
    自習室のパソコンでCについて調べる。
    『12月31日ライブ、12月1日発売!!』という文句がトップに。
    ため息をつく。

「あーあ、やっちゃった」
『気づいてたくせに。だから深く聞かなかったんでしょうが』
<だって、気になったんだもん>
『聞かなかった意味ないね。馬鹿じゃない?』

    12月31日は彼が彼の母と旅行に行く予定だと聞いていた。
    31日の深夜には帰ってくると言っていたことを思い出す。

「はは。いいじゃん、1日には遊んでくれんでしょーが」
<ううん。もう無理だよ>
『まぁね。結構決定打。今日の約束破ってる時点で信用度ゼロ』
「ま、俺は好きにしてって感じ。面白いのがいいよ。めんどくせー」

    ここで彼に「いい加減気づけよってこと?」とメール。

11月29日12時に再度メール送信。
    14時に返信される。

「うわ。また鬱っていってますよ」
『まぁ、鬱にもなるんじゃない?バレちゃったわけだし』
「今回はどんな言い訳するとおもうー?」
『んー。とりあえず、証拠として5日のチケットをすぐに出さなかったらダウトだとおもうよ』
(5日にもライブがある)
<お前ら、うるさい>

    彼曰く、ココを見て鬱になったと言う。
    「私のせいにしたいの?」と返信。ここら辺から記憶が曖昧。
    「ココを見たせいで昨日の約束を破りました」と
    話題をそらされそうになるので軌道修正。

「あーこの人(私)錯乱しちゃったよ」
『まぁ、証拠をそれだけ持ってるからね。今回も』
「俺は知らないよーどうせあとで泣くんだろ。うっぜぇ性格」
『僕は彼にも問題があると思うけど。約束破ってるわけだし』
「お前はドSだもんなー」
『メール送ってる時間があるなら家まで来て土下座するべきだと思うんだけど、僕って間違ってるのかな?彼って誠意がないよ』
「それはお前の友達の受け売りー。パクんな」
(土下座のくくり。昔、姉の彼氏がやってたw)

    この間、私と彼の間ではチケットの話で論争。
    結果的に写真が送られてくる。

「お、あった」
<あ、あれ?>
『僕の考えだとダウトだけど。最初に見せられない理由が不明。もし本当になかったのなら、今送られてきたものはどうやって手に入れたのさ?』
<でもあったよ。あやまろうよ>
『やだよ。どうして僕が?土下座もできない彼に?』
「なんでそこにこだわんの?」
<あやまんないの?>
『僕は絶対謝らないから。ダウトな時点でアウト。彼の前例を考えろ。僕が怪しんだ時って言うのは絶対になんかあるんだ。それに彼、忘れてるかもしれないけど、「ちゃんとする」って約束してなかったっけ?』
<してたけど……>
(その8日前にも浮気疑惑があった際に「秘密にしない」と約束していた)
『2つも同時に約束破った。なのに僕が謝るのか?』
<私が謝ればいいじゃん>
『それは僕が謝るのと同じこと。非常に不愉快だ』
「めんどいから俺はもういいや。すきにしてー」
『言われなくても好きにするよ』

    「もう疲れた」と彼からの返信。
    すかさず「こっちも疲れた」と返す。

12月23日現在まで、返信なし。

    思い出すだけで吐き気がする。
    錯乱した瞬間まで感情が呼び起こされる。
    文字にすることで、この激しい感情を忘れられたらいいナと思う。
    もともと約束をやぶって平然としてるひとだからな。
    私の悲しかった気持ちとか、永遠にわからないんだと思う。


なんか僕の思考ってずれてる気がするんだけど。
もしかして、僕って元々精神的に崩壊してたんじゃない?
誰かー教えてー
2007年12月24日(月)

「「「「空、青いよ。雲、白いよ。「「「「 / 空月遥

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