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2005年09月25日(日)
DVD『スターウオーズ4新たなる希望』は70点

わたしの『スターウオーズ』体験は実は『6』より始まる。たぶんそれまでに『4』はテレビかビデオで見ていたはずだ。『5』にいたっては全然見ていない。たぶんその頃はちょうどおとなの映画にはまりかけの頃で、『スターウオーズ』みたいな子供向けハリウッド大作(と思っていた)に拒否感があったのでしょう。それではなぜ『6』を映画館で見たかというと、吾妻ひでおにせよ、あまりにもいろんなところで『スターウオーズ』が引用されていて、教養としてみておかなくてはいけない一本にその頃にはなっていたからではないかと思う。「6」を見た感想は『ふーん。こんなもんか』というようなものであった。

と言うことなので、よく言われる宇宙船が登場してその大きさが次第次第と分かっていくという『歴史的』なショットはこの『4』の始まって数分たったところで出てくるのではあるが、映画館でリアルタイムで見たなら衝撃があって以後フリークにでもなっていたかもしれないが、とりあえず今回はテレビで見たということもあり、そんなに大きさは感じなかった。もう一度見て、ベイダー卿が実はアナキン・スカイウオーカーだったという設定を、このときから考えていたかということは無い可能性のほうが高いような気がした。結局『4』の成功がすべてだったのだ。良くも悪くもこの映画のおかげでCG技術が大幅に向上したのだがら、やはりこれは歴史的大作なのである。

確認したのはオビワンはルークにジェダイの勇士だった人の息子以上のものを期待していたかどうか(救世主的なものを期待していたかどうか)、アナキンの父親のヒントみたいなものがあったかどうかである。答えは二つとも『ノー』である。とりあえずわたしの『これだけで終わらせるつもりだった説』を否定するものはなにも無かった。