初日 最新 目次 MAIL HOME


読書・映画・旅ノート(毎日更新目指す)
くま
MAIL
HOME

My追加

2005年09月16日(金)
「バットマン ビギンズ」は80点



監督 : クリストファー・ノーラン
出演 : クリスチャン・ベール
リーアム・ニーソン
モーガン・フリーマン
ゲイリー・オールドマン
マイケル・ケイン
渡辺謙

両親を殺され、復讐心に燃える男が、やがて社会正義に目覚めるまでを描く、エンターテイメント作品。真っ当な映画である。

おそらくクリスチャン・ベールとリーアム・ニーソンの差は紙一重なんだろうと思う。と、同時にその差はとてつもなく大きい。ベールにあってニーソンになかったのは何か。それはあの父親の存在であり、執事マイケル・ケインの存在なのだろう。この映画、脇役がなかなかいい味を出している。

恋人との関係も最後なんかは「スパイダーマン1」を髣髴させるが、内容的にはまるっきり正反対のことをいっている。私なんかは今回のほうが正論だと思うのではあるが。

癖のある俳優を使っているので、いつ彼が悪役になるのか、いつ彼が善役になるのか、どきどきしながら観たのではあるが、それも配役の計算のうちなんだろうか。ちょっとずるい。
(05.06.30)