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2005年01月25日(火)
「丹下佐膳百万両の壷」は60点

「丹下佐膳百万両の壷」
役者良し。脚本悪くはない。きちんと笑わせる。しかし人情喜劇なのだから、その滑稽無塔な部分を支えるのは美術のはず。しかし、冒頭の長屋の場面で土部分のところが水たまりどころか全然凹凸が無く、もうそれで興ざめ。しかも和久井の長唄が明かに吹き替えで、録音のまずさが目立っていた。スタッフの技術力の無さでどうしても感情移入できず、どうもごめんなさいという映画でした。ただ、音楽は良かった。丹下佐膳にラテン音楽は良く似あう。