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2004年11月08日(月) ■ |
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「インファナル・アフェア無間序曲」は75点 |
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「インファナル・アフェア無間序曲」 監督アンドリュー・ラウ/アラン・ラック おしい。良い映画だとは思う。しかしまるで「ロード・オブ・」だ。三部作全てが完結しないと評価が難しい。犯罪映画である。フィルム・ノワールである。香港返還前の暗黒社会を一部では脇役に回っていた組織のボス(エリック・ツァン)と警視(アンソニー・ウォン)が、その若かりし頃を見せる。今回実質の主役である。やがてとニーレオンが演ずる事になるヤン(ショーン・ユー)の気持ちの中が今一つ見えない。アンディラウが演じる事になるラウ(エディソン・チャン)のほうは単純なぶんだけ面白い。今回初めて登場してきた人々は第一部では既にいなかったのだから、当然死ぬことになるという事がもう明かに分かっている。具体的には組織のボスでヤンの義兄に当たるハウ(フランシス・ン)、ウォンの相棒ルク(フー・ジュン)、サムに恋女房マリー(カリーナ・ラウ)。しかし、一部では見えなかった愛増の糸がこれでいよいよはっきりして(いよいよ複雑で分からなくなり)第3部ではなんともう一度第一部に戻るという。こんな三部作は初めて見た。来年が楽しみだ。最後の予告編が正直一番衝撃的だった。
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