日々あんだら
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(SONY α900+MINOLTA AF100mmF2)
桜の写真も難しいけど、梅の写真はもっと難しい。 まあまあ満足できる梅の写真が初めて撮れた気がする。
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土曜日に、知る人ぞ知るにゃんこパラダイスな某公園へ癒されに行った。 散々にゃんこを撮ったあと、園内を散歩してたら紅梅が見頃近かったのでそっちも撮っていた。
そしたら、カメラストラップに腕章を引っ掛けた男性がこっちに寄ってきて話しかけてきた。 なんでも某新聞の記者で、梅の取材に来ていて話を聞きたい、と。 「熱心に撮られているようですので」って、まあ周りの花見客の人たちと比べたらそうですよね。^^;
「で、どうですか?」ととても曖昧な質問をされ、なんて答えたらいいかわからないまま、 「寄って撮ろうとしたら雄しべがワッシャ〜で気持ち悪い」 「離れたらまばらでこれもまた撮りにくい」 「少し遠めから望遠レンズの圧縮効果を効かせたらまあまあいい感じに撮れた」 「あとは逆光で撮るといいかもしれない」 (満開が楽しみですね、という質問に)「そうですね」 などと回答。 なんですかこの一般人の感覚からかけ離れたマニアックな感想は…orz
まあさすがにこれはボツやろう。 名前や職業も聞かれたけど形だけで、俺らが遠くへ去ったら他の人にもインタビューするに違いない。 などと連れと話していたのでした。
そしたら。
どうも昨日、その新聞の地域版に小さく載っちゃったようなのです。 名前、住所(都県レベル)、職業、年齢つきで。(笑) その抜粋。↓
都内から写真を撮りに来たhideさん(会社員・40歳)は「遠くから見てもまとまった赤い花がきれい。満開の時期が楽しみ」と見頃を待ち望んでいた。
すげぇ。 嘘はついてないけど本当のことでもない、このギリギリなライン。 誰が読んでも不快に思わない無難な表現。 そして、都内からわざわざ撮りに来ている人がいる、という地域住民へのアピール。 読者は、この男が猫を撮りに来たついでとは夢にも思うまい。(笑)
新聞記者のテクニックを見せつけられた1件なのでした。(笑)
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