日々あんだら
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帰国して最初に読んだ日本語の小説。辻村深月『スロウハイツの神様』 実はインドにもこの2冊は持って行ってたんやけど、我慢して開いてなかったのだ。 で、2日で読み終わった。
なにこれー! 辻村深月、前からちょこちょこ読んでて悪くないなーって思ってたんですが、訂正します。 めっちゃ好きです。 下巻の後半はもう何か所も泣かされた。 帰宅して、ダウンジャケットも脱がずにベッドに寝転がって読んでたんだけど、 読み終わって気づいたらベッドの上に正座してた。(笑)
気持ちのいい裏切られ方。 張り巡らされた伏線全てに綺麗に落とし前がついて行く。 読んでる時にほんの少しでも「ん?」って違和感を感じた行動や台詞が、全部伏線だった。(笑) そして最高に気持ちのいい読後感。
この本、僕が今まで読んできた(多分)数万冊の小説の中で、TOP10にランクインするくらい好きです。 今まで読んでなくて損したなぁ。 でも、インドで読まなくて良かったなぁ。(絶対英語の勉強しなくなってたと思う。^^;)
多分、落ち込んだり凹んだりした時にまた読み返すと思います。 辻村さんの本、これからもっと読んで行こうっと。
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