日々あんだら
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今日は、高校の同級生・めいちゃんと、大滝山に登って来た。 香川と徳島の県境にある、標高900mくらいの山だ。
朝一の船で高松に渡り、迎えに来てくれためいちゃんの車で登山口へ。 とても気持ちのいいキャンプ場の横から山に入った。
この季節、低山に行くには最高だと思う。 暑くもなく寒くもなく。雪ももうない。そして山中が若葉色で萌えている。 本当に気持ちのいい山行だった。
この山のレベルは中級、となっていたんだけど、山に入ってその理由を実感。 ・登山道が踏み跡みたいな場所が多々あり、うっかりすると道を失いやすい。 ・標識は立っているけど、本当に欲しいところになかったりもする。 ・ところどころ、道が細くなっていて、バランスを崩すと斜面から落ちてしまう。 ・標高差の割にはアップダウンがきつい。 地図読みの精度をもっと上げないと危ないなぁ…と思った。
この山は、いったん稜線に出ると、そこの登山道の北側の端が県境になっている。 そして徳島側の土地は稜線上の登山道も含め、大滝寺の所有地である。 そこに、88体のお地蔵さんが立っている。 その一体一体に四国八十八ヶ所のお寺の名前が刻まれている。 つまり、この道を一回通ると、八十八ヶ所巡りをしたのと同じ御利益があるのだ。
それはいいんやけど…
ほとんどのお地蔵さんが、香川に背を向けるか、道に沿って(香川から見て横を向いて)立っているのだ。 ちょっと露骨すぎませんか、大滝寺さん。(笑) いや、まあ大滝寺が設置したお地蔵さんやろうからええんやけど、 せめて香川のお寺の名前を刻んだお地蔵さんくらい、香川に向けて立てて欲しかった。(笑)
とかなんとかツッコミを入れながら、コースタイム3時間半のコースを、 昼食も含め6時間かけてゆっくり歩いてきたのでした。 うん、ホンマに気持ちよかった!
下山後は、山の近くにある囲炉裏喫茶へ。 前にも一度行ったことがあるんやけど、 「コーヒーと紅茶しかありません。欲しいものがあれば自分で持ち込んで自分で焼いて食べてください」 という変わったシステムのお店。
途中のコンビニの駐車場で直接販売していたナスだの芋だのキュウリだのハムだの味噌だの買い込んで、 囲炉裏で焼かせてもらって食べました。 どれもこれも旨かったけど、中でもナス田楽と焼き芋が絶品やった。^^
そんな、山と囲炉裏を満喫した1日でした。
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