日々あんだら
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なんとか怒涛の一週間を乗り切りました。 後半、終電・終電・土曜出勤で22時半まで、という展開。 登山を断念した土曜日がまたいい天気でムカついた。(風がすごかったけど) ホント、こよたんの動画の癒しパワーで乗り切ったようなもんやわ。(笑)
そんなストレスが溜まってる時には、食べ物か買い物に走ってしまうのがおれの常というもので。 今日、某雑貨屋さんで出会ったコーヒーカップに一目惚れして即買いしてしまいましたわ。^^
夜、さっそく使ってみる。深い青にコーヒーの黒が映えるなぁ。^^
こいつの他にも渋いグリーンとブラウンのもあった。 一人じゃなかったら色違いをセットで買いたかったわー。(笑)
カネコ小兵製陶所
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最近、コーヒー熱がすごいんです。 もともとコーヒーが好きで、ここ20年くらい、年間350日は確実に飲んでいる。(笑) ただ、それゆえに当たり前の存在として「コーヒー熱」というほどのものは無かったんやけど。
でも、最近はコーヒー関係のものが気になる。 以前この日記に書いたけど、きっかけは代々木公園でピャンが淹れてくれたコーヒー。 そしてやっぱり、「山で旨いコーヒーを淹れて飲みたい」という欲求。 時間と心に余裕がある時にはハンドドリップの練習をして不味いコーヒーを飲み、 余裕がない時にはエスプレッソメーカーで淹れたえエスプレッソや、カプチーノを飲んでいる。 そうこうしてたら、だんだんコーヒー関係の本やモノが気になり始める…っておれのいつものパターン。(笑)
こないだ初めて入った喫茶店でマスターがコーヒー淹れてるところを近くで見せてもらって、 その細くてなめらかなお湯の注ぎ方に衝撃を受けた。 うーん、当たり前やけどおれの注ぎ方と全然違う。 使ってるポットの口がちょっと大きめなのはわかっていて、でも気に入ってるのでこれは使い続けたくて、 「口をちょっと潰したりした方がいいんですかねー」と相談すると、「それは最後の手段」との回答。 「自分の理想とするお湯の注ぎ方がわかってきた時に、最後に調整のために潰すもんです」と。 うーん、そうかー、その意見には説得力があるなぁ…と思いながらコーヒー情報を検索してたら、こんなん見つけた。
パール金属便利小物 きゅうすスキッター
急須やポットの口にこれを差し込んで、湯量を制限することで少しずつお湯を注ぐことができる、という便利グッズ。 2個セットで送料入れても数百円なのでダメ元で買ってみた。
おれのホーローポットに差し込んでみたらこんな感じ。
これでさっそくお湯を注いでみた。 たしかに、注湯量が制限されて少しずつ注げるような気がする。 とはいえ、やっぱり一定の注湯量を保つのは難しい。^^; あと、お湯がねじれたような状態で出て来るので、結構空気を含んで注がれてると思うんやけど、 これは大丈夫なんやっけ? まあ、半歩前進くらいかなー。やっぱり腕を磨かないと。
ちなみに今気づいたんやけど、普段愛用してるエスプレッソメーカーと同じ、パール金属製やわこれ。 ちょっと親近感。(笑)
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で、その時一緒に見つけたのがコレ。(笑)
たっくんの備長炭スプーン
その名の通り、備長炭でできたコーヒースプーン。 淹れた後でこのスプーンでかき混ぜることで、雑味が取れてコーヒーが美味しくなるらしい。
ホンマか?(笑)
ということでこれも数百円で手元に届くので試しに注文してみた。
ハンドドリップで2杯分のコーヒーをドリッパーに落とし、それを2脚のコーヒーカップに均等に移す。 片方は備長炭スプーンでかき混ぜて、1口ずつ味見をしてみる。 おれ、コーヒーを淹れるのは下手くそやけど、味の違いはわかる男。 昔、散々通ったRカフェのコーヒーが、手挽きから機械挽きに変わった時に飲んで気づいたこともある。(笑)
そのおれの舌がこの2杯のコーヒーの味の違いに…気づくことができなかった。(笑) きちんと水を飲んで舌をリセットしながら飲み比べてたんやで。なんじゃそりゃ。 やっぱ眉唾やったか。(笑) …と思いつつ、半分ずつくらい飲んだところで1杯にまとめて、PCしながらちびちび飲んでたのでした。
で、異変に気付いたのは20分後。冷めきったコーヒーをすすった時。 あれ?いつもは冷めたらえぐみがきつくなって(ただでさえ不味いのが)より不味くなってしまうのに… そのえぐみをあんまり感じひんぞ? いつもとの違いは…カップに備長炭スプーンを入れっぱなしにしてたこと。 まさか、コイツのおかげ!?
どうやら、4〜5回ぐるぐるかき混ぜたくらいではそんなに変わらんかったらしい。 でも、ずっとさし続けてることでゆっくりとその効果を発揮していたのだ。 コーヒーはゆっくり飲みたいけど冷めたら不味いのでさっさと飲んでしまう派だったのだが、このスプーンは使える!! 次からコーヒー淹れたらこのスプーンをさしっぱなしでちびちび飲もうと思います。 (もちろん、熱い方が美味しいのは違いないんやけど)
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ここまではドリップコーヒーの話やったんやけど、エスプレッソの話。 上に書いた喫茶店で「最近は直火式のエスプレッソメーカーも良く使っている」という話をしたら、 「フィルター使ってます?」とマスターが聞いてきた。 「使ってませんけど…」「じゃあ是非使ってみてください、粉が上がって来なくなってすっきりと飲めるようになります」
エスプレッソは蒸気の圧力で押し上げられたお湯がコーヒー豆の層を通過して上のポット部分に上がってくる。 その時、かなりの量の豆も一緒に押し上げてしまうので、最後の方は豆の粉が結構溜まっているのだ。 ネットで検索してもみんなそういう風に書いてたので、そういうものだと思っていた。 それを防げると!?
とさっそくロフトに行ってフィルター買って来た。いろんな大きさのがあってわからなくなったけど、 たまたまその時エスプレッソメーカーを持ってたので、実測して買った。(笑)
これが普通に豆をセットした状態。
そこに1枚、丸い紙フィルターを乗せるだけ。それだけ。
たったそれだけで、エスプレッソに混入する豆の量が劇的に減る。(なかなかゼロにはならんけど) これはいい!今度からエスプレッソ入れる時は毎回使おう。
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あと、欲しいのは理想のマグカップやわ。(コーヒーはマグカップ派) 実は、今日も理想のマグカップを探していろんな雑貨屋さんや陶器屋さんを回ってた時に、 一番上のコーヒーカップと出会ってもうたんよね。 「これのマグカップはありませんか?…ない?…じゃあ、メーカーさんにマグカップ欲しがってるやつがいるって伝えといてください」と お店の人に頼むような勢い。(笑)
理想のマグカップってどんなん?と言われても困るんやけど、 使いやすさとか冷めにくさは当然として、それプラス、使ってたらテンションが上がるもの。 そのカップを使いたいがためにコーヒーを淹れる、という逆転が起こってしまうようなもの。 今日見つけたコーヒーカップはかなりそれに近いんだけど、やっぱり理想はマグカップなのです。
ということで、これからも理想のマグカップを求める旅は続くのです。 (これ、理想のマグカップが見つかった後も雑貨屋さんとか覗くのがクセになって、食器が増えてまうパターンや。^^;) (↑理想のブーツを探してた時にそうなって、ブーツ見つけた頃にはすっかり靴好きになってしまい…後はご存知の通り。笑)
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