日々あんだら
DiaryINDEX|past|will
自分で言うのもなんだが、僕はちょっとめんどくさいひねくれ者だ。 子供の頃から、大多数の方に着いて行くのが嫌いだった。 小学生の頃、全校児童参加の○×クイズで、常に少数派の方を選び続けて優勝してしまったこともあるくらい。(笑) (ただ、自分の後ろにみんながついてくるのは気にならない。笑)
で、時計の話である。 若干の偏見も交えてあえて断言するが「登山が趣味」と言う人の大多数がSUNTOを着けている。 アウトドアショップに行ったら、お客さんも店員さんも全員SUNTO、と言うとさすがに過言か…(笑) でもホントそんな印象を持つくらい、みんなSUNTOなのだ。
あー、嫌や、絶対SUNTOなんか着けへんぞ!!とひねくれ者の僕は思ってしまう。 誤解の無いように言うとくけど、SUNTOは良い時計だと認識している。機能的にもデザイン的にも。 時々、SUNTO着けてる店員さんを捕まえて「やっぱり良いんですか?」って聞くと、 だいたい納得できる答えが返ってくる。 その割には値段も手ごろ、とは言わないけど、手の届く範囲だ。
でも、やっぱり嫌なのだ。だってみんな着けてるんやもん。(笑) 同じシャツを着た人が電車に乗ってきたら、隣の車両に逃げてしまう僕なのだ。 これ着けて山やアウトドアショップに行った日には、逃げ回らないといけない。(笑) もしくはシャツの袖を手首の下までしっかり引っ張っておかないといけない。(笑)
で、いつも山に着けて行くのがこの時計。 言わずとしれたカシオのGショック。 大学生の頃にデザインに一目惚れして買ったものだ。 値段は忘れたけど、当時の僕の財力で衝動買いできるレベルなので多分1〜1.5万円くらいだと思う。
当時展開されていた「G-COOL」というシリーズの一本で、 今見たらどこに一目惚れしたのかさっぱりわからない。(笑) 当時はデジタル時計好きだったんだけど、今となってはアナログの方が好きだし。 しかも、買った時についていた革バンドが汗でベタベタしてボロボロになってしまい、 その頃電池切れまで起こしてしまったので6〜7年は使わずに仕舞い込んでいた。^^; (その間に別のGショックを中古で買って使っていたという…笑)
でも、ある日ふと思い立ってヨド○シアキバに持って行き、電池とパッキンとバンドの交換をお願いしてみた。 「だいぶ眠らせといたので、動作確認もお願いします」と言って。 そしたら、電池とバンドの交換だけで戻ってきた。 動作不良が全くないだけでなく、パッキンの交換すら必要なかった。 すげぇ。やっぱGショックすげぇ。世界に誇れる日本のプロダクトだ!!
と感動してしまい、中古で買ったもう1本のGショックは手放して、それからは再びこれを使っている。 機能的には、時計とかストップウォッチとかアラームとかに加え、なぜか電話番号メモリーが100件分ある。(笑) だけど、時計機能以外は、山では全く役に立たない。 気温も気圧も標高も方角もわからない。 今のGショックにはほぼ標準搭載されているタフソーラーも電波時計もついていない。 ただ頑丈なだけの時計。
でも、ぶつけてもこすっても濡らしても落としても全然気にしないでいい、ということは、 それだけでアウトドアでの大きなアドバンテージだと思う。 そうでなくてもカメラだレンズだスマホだと、ぶつけたり落としたり濡らしたりできないものを持って行っているのだ。 時計くらいなんの気も使わずに扱いたいじゃないか。 (しかも、同じ時計を着けてる人に、山でも街でも会ったことがない!笑)
きっとこれからも、僕はこの時計で山に登るのだ。
*
今日ひさしぶりに8km走った。気持ちえがったー!! …なんか、走れない間に走ることがだんだん好きになって来てる気がする。 会えない時間が愛育むのさ…と歌ってたのはTOKIOだったっけ。(笑)
・今日のタイム:33分5秒(8km、ベアフットシューズ)
しかも自己最高タイムとか。(笑)
|