日々あんだら
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2010年09月10日(金) 既婚者の連帯感




今日の仕事中、携帯に見知らぬ番号から着信があった。
出てみると「○○(某運送会社)の××と申しますが…」と、どうやら届けものの宛先不明らしい。
「Oさんの携帯ですか?」
「違いますけど…」

間違い電話か?と思ったけど、Oという同級生はいる。つい何日か前、アメリカから帰国してきたやつだ。
「アメリカのアマゾンからのお届けものが○○大学(Oの母校)宛てで届いているのですが…」
どうやら間違いなく僕の知ってるOのことらしい。なにかの手違いで僕の携帯番号を書いてしまったのか?
「あ、それ友達です。ただ住所知らないんで、本人に連絡してそちらに掛け直させます」

ということでOの携帯に。
事情を説明して電話してもらうことにした。



数時間後。
また携帯に知らない番号から着信。
出てみると、「△△(別の某運送会社)の□□と申しますが」とおばちゃんの声。
…まさか。
「Oさんの携帯でよろしいでしょうか?」
「別人です」
やっぱり。
2度目なのと仕事でバタバタしてた時だったので、自分の声がちょっとイラっとしている。
「あれ?でも番号は090−××…」
「その番号は僕のですけど、僕はOじゃないです」僕の番号に間違いないのはわかってるので途中でさえぎる。
「あら?そうなの?間違ったかしら」いきなりタメ口になるおばちゃん。

「でも友達なんで、そちらに電話するように伝えておきます」
「あ、そうなんですか。じゃあ、お届けモノで住所が…」
「僕に言われてもわかりませんし、仕事中なので」と言葉をさえぎると、
「ああ、じゃあお願いします」とだけ言われて、向こうからプチっと電話が切られた。

なんやこのおばはんはー!!
もう絶対△△なんか使わへん!!

再度Oに電話して(かなりイライラした声だったと思う)用件を伝えて電話を切った。



で、電話を切ってから、隣で「どうしたの?」って目で見てた上司に、カクカクシカジカ説明する。
イラっとしながら。(笑)

そしたら、
「それはお前、頼りにされてるってことだよ」
「そうですか?」
「他に書ける電話番号がなかったんだろ」
「でもコイツの奥さん、半年前から日本にいますよ。そっちの番号登録すれば良かったのに」


そう言った瞬間、周りにいた既婚者(課長×2、後輩×1)から一斉に突っ込まれた。


「それはお前、奥さんには言えない届け物だったんじゃないか」
「そりゃそうですよ、そこは察しないと」
「まだまだだねぇ」
「いろいろ大変なんだよ、そのOくんも」

そういうことかーーー!!!
すんません、配慮が足りませんでした!!
独身者にはまったくわかりません、そんなこと!!

てか、3人の目が微妙な哀れみを含んで僕を見てる気がする。(笑)



明日、Oの結婚式なので、何を送ってきたのかコッソリ聞いてみたいと思います。
てか、課長たちのこの連帯感はなんだ!?Oには会ったこともないのに。(笑)


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