日々あんだら
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2010年07月18日(日) 世界はこんなにも美しいのに、優しくはなかった。(前編)

こないだの日記に書いた通り、昨日今日とみかんの国・紙の里まで行ってきました。
カメラ魔女の個展を見るために。

【世界はこんなにも美しいのに、優しくはなかった。】
↑詳細情報がどこにも載ってません。気になる人は自力で辿り着いてください。(笑)


朝4時40分に起きて、5時40分の始発に乗り、新幹線と特急を乗り継いで着いたのが11時46分。
6時間。遠っ!!
(ただし、岡山で30分乗り換え待ち…ってことはあと30分寝てられたんか!!)

特急電車から降りたら暑い〜!!
おりしもこの日は九州と東北を除き、梅雨明けが宣言された日。
夏だーーー!!
ワクワクするぜっ!!
今年の夏は絶対楽しくなる予感!!ヽ(´▽`)/

…とお迎えに来てくれたmomoさんの車にハイテンションで乗り込むと、momoさんがげんなりしてる。
「暑い…」
本気でげんなりしてる。
「ええー、夏が来たらワクワクせえへん?」
「それはhideくんが夏生まれだからだよ」
「そんなもん?」
「冬生まれは暑いのが苦手。引きこもる」
「夏眠か。(笑)」

そんな生産性の無い会話を繰り広げながら(ちなみにこのあとも何度かこの話題になった。笑)、
まずは個展会場の某ショッピングモールへ。
このショッピングモールの渡り廊下の展示スペースにmomoさんの作品が展示されている。
「こんなところしかないからねー」と彼女は言うんだけど、結構いいんじゃないかと思う。
だって、写真とかアートとかに興味のない人にも見てもらえやん。
いろんな人に見てもらってこそ展示をする意味があると思うので、フォローでもお世辞でもなんでもなく、
こういうスペースでの展示はアリだと思う。
感想ノートとかにいたずらされるらしいけどね。^^;

展示の感想についてはノートに書いたのでここでは書きません。
そのノートも、今日僕を見送った後に見に行ったら誰かにいたずらされてたらしいけどね。^^;
ただ言えるのは、わざわざ東京から見に行った甲斐はあったということ。
そして、やっぱり自分も個展をしたくなったということ。

個展会場(という名のショッピングモール)を出て、ご飯を食べようということで意見が一致。
だっておれ、朝ご飯食べたの5時やもん!!もう13時来てるぞ!!
ということで、霧の森高原に行くことに。
ここ、以前親友がお土産で買って来てくれた、その名も「霧の森大福」がめっさ旨かったのだ。
買って実家に送ろっと。

高原へ向う山道を駆け上がるmomo号。(という響きからは想像できないくらい男らしいワゴンR)
順調!
…って思ってたら、とあるT字路でmomoさんが僕に聞きました。
「どっち?」
知るか!!地元民、しっかりしてーーー!!

ちなみに、そんなmomoさんのセルフ給油はモデル立ちだ。(笑)



外は昨日の雨で空気中の塵埃が洗い流され、夏の日差しに照らされた濃い緑の連なり。
うわ〜!めっちゃ夏の風景や〜〜〜!!と喜んでたら、momoさんがボソッと一言。
「…緑に喰われる。。。」
なんやそれ!!(笑)
「いっつも思うんよ。緑に生気とかいろんなものを吸い取られてカサッカサになりそうやん」
「…で、吸い取った木の方も葉っぱが落ちて枝が枯れ、幹が捻じ曲がり…」
「なんでよ!!」
それが魔女クオリティ。(笑)

やっと辿り着いた霧の森で、レストランを発見して駆け込む。
しかし、ちょっと待ち。
この空腹感!この空腹感をどうしてくれようか!!
…新幹線でトッポ食べといてよかった。^^;(おい)

やっと空いて窓際のテーブルに座り、メニューを開く。
「私、茶そば御膳」
おれもそれが美味しそうやなぁって思ったんやけど、隣のページにしし肉定食なるメニューも発見。
「ここはしし肉やろ。ネタ的に」
「確かに。この生肉の感じは撮っとかなあかん」

そしてやってきたしし肉定食がコレだ。

蓋閉まっとる!
既に火がついとる!!

「これ、一瞬だけ蓋とっても大丈夫ですかね?」とお店のおねーさんに聞くおれ。
「…開けられない方が。。。」困った風のおねーさん。
「…ですよね。^^;」
生肉感、撮影失敗。|Д`)
(あ、でも普通においしかったです)

食事の後、実家へのお土産を発送し(来週帰省するから)、駐車場へ戻る。
その途中の橋の上から川を見下ろすと、めっちゃ綺麗に澄んだ流れ!!

「ちょっと待って、これは撮っとかなあかん!!」
「撮っといて。そして『四国はこんなに綺麗やで』ってみんなに広めといて!」
そんなmomoさんの声に背中を押され写真を撮る。
めっちゃ気持ちよさそうやん!!おれも泳ぎたいわ。^^
子供を羨ましく思いながら数枚撮って振り向くと、momoさんが欄干の影の中に隠れて待っていたのでした。

クワガタか!!(笑)


「緑に喰われる〜」という言葉をBGMのように聴きながら、市街地まで戻り、ホテルに連れてってもらう。
そこから八幡さんへの道順を教えてもらって、ここで一旦お別れ。
この日は八幡さんの夏祭りの日で、momoさんは浴衣の着付けがあるのだ。
momoさんが浴衣て!!なんてレアなものが見れるんだ!!(笑)

で、僕は一旦ホテルにチェックインして、ちょっと休憩…
したんだけど、やっぱり旅先で昼間にホテルにいるなんてもったい無さすぎる!!
クワガタン・momoと違い、昼行性の僕はカメラバッグを肩に散歩にでかけることに。

商店街で繰り広げられてたミニ四駆(懐かしすぎる!)の大会を観戦し、
「木か?これは木やんな?」というくらい成長した雑草の写真を夢中で撮り、(←なんでか雑草好き)
八幡さんへ。

思ったより出店が多くて、テンション上がる。
やっぱこれやろ!夏は!!梅雨が昨日で終わってよかったー。^^;
まずはお参り。
そして魅惑の出店巡り開始!!
フランクフルト、綿菓子、タコヤキ、焼きソバ、串焼き、リンゴ飴、タイ焼き…という定番から、
箸巻きお好み焼き(こんなん初めて見た)、香川名物・一鶴の骨付鶏、宮崎名物・肉巻きおにぎりまで。
そんな中、定番商品に見慣れない名称がついた出店がいくつか。
それは「東京ケーキ」。
なんだコレは。買って食べて確かめてみなくてはなるまい!!
と意を決して、1袋購入。↓

えーと、これ、ピカチュウの形してるのは置いといて、普通「ベビーカステラ」と呼ばれているものですよね?
なんで東京ケーキなん?
てかなにその「田舎者の東京への憧れ」を形にしたようなネーミングは。(笑)
(※僕も隣県生まれの田舎者なので、なんとなくわからんでもないです。^^;)
誰かこのネーミングのの由来を調べてください。(笑)

あ、普通においしかったです。ベビーカステラ。(笑)

で、一人で出店を回るのも疲れ(この後晩ご飯も食べるので、ベビーカステラ以外は食べずに我慢したのだ)
ホテルの部屋で休んでたんだけど、momoさんからは連絡が来ず。
着付け終了予定時刻を過ぎても連絡は来ず。
まあ、今日みんな浴衣やったもんなぁ…着付け、めっちゃ混んでるんやろうなぁ…
って思ってたら、遠くから「ドーン!」という爆発音が。
花火、始まってもうたー!!^^;
でも部屋の窓から花火が見えたので、部屋の電気を消して1人で鑑賞。
これはこれで乙なもんやね。目の前に電線が無ければ。(笑)

そうこうしてる内に、浴衣姿のmomoさんが登場。
レアだ!!
でも意外と似合ってる!!(失礼)
「まだ花火間に合う!」ということで、momo号で出発。
しかし、
・メイン会場に向う道路は渋滞状態。
・2人とも、人込みが嫌いである。
という理由から、穴場を探すことに。(今から!?笑)
すると、momo特派員から耳寄り情報が。
「さっき通りかかった道で、おばあちゃんが家の前に椅子出して座っとったよ」
「そこ行ってみよ」
地元のことは地元民に頼る!!

近くに車を停め、歩いて行ったらおばあちゃんどころか、一族がみんなそこに出てきて眺めとる。(笑)
そこはビルとビルの隙間から花火がきれーに見えるベストポイント!


カメラを持って来てないmomoさん(カメラ魔女失格!)も携帯で撮る。


小指がオカマ持ちだ。(笑)


そんなわけで、短いながらも花火を満喫した我々は、
焼鳥屋さんで焼き鳥を堪能して帰ったのだった。
「こっちの『焼き鳥』って、串に刺して焼いてるんじゃなくて、鶏の腿肉なんよね」
「へぇ〜、変わっとるね」
ご当地グルメってやつか。
「あ、もしかして、だからHNが『momo』なん?『momoさん』じゃなくて『腿さん』なん?」
「違う違う。(笑)」

みんな、今度からmomoさんの名前を呼ぶときは『腿さん』のイントネーションでお願いします。(笑)


そして、マニア垂涎の激レア、腿さんの浴衣姿!!
…ほとんど、ブレたのしか撮れてなかった。。。
せっかくストロボまで持ってったのに〜〜〜〜!!!!(どこまでやる気?笑)
(なのに、なんで忘れてたん?爆)



一気に2日分書いてしまおうと思ってたけど、ごめん。
ここが限界です…眠い。。

続きはまた今度。
待て、次号!(笑)


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