日々あんだら
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或る日の夕焼け。(SONY α700 + DT16-105mmF3.5-5.6)
この3連休、実家に帰省していました。 金曜日に実家の方に出張があって、そのまま帰省。
今回の帰省の目的はいくつかあったんだけど、先日まで開催していた『家族の肖像展』に出していた写真を 本人たちに渡す、というのもその1つ。 マットも入れると50cm×50cmのでっかい荷物をゆうパックで送りましたさ。
実家に帰って、先に届いていた荷物をすぐに梱包して、取り出した写真をまずはオカンに。 オヤジとオカンのツーショットなんやけど…
「うわっ、どっかのおじいさんとおばあさんが写っとるわって思ったら、お父さんとお母さんやないの!」 とまずショックを受け、続いて、 「うわー、このお母さん、太って見えるなー…」 と凹む。
「…太って見える、というよりそのまんまやで」という僕の声には無反応。 「この服がアカンのやな。これ着るのもうやめよう」 「…そのせいじゃないと思うけど」 「あと、真正面から写っとるのがいかん。もうちょっと斜に構えてたらなぁ」 「…正面から見たのがその人の本当の姿やっちゅうねん」 「あー、写真って怖いわぁ」
「ええ加減、現実見ろや!!!」
大きな声を出して、やっとオカンが振り向いた。(笑)
「ええー、だってお母さん痩せたのに…」 「前より痩せたとは思うけど、今でもそんなもんや」 「友達とプール行って泳いだりしとんやで」 「で、帰りはまっすぐ帰って来よん?」 「喫茶店寄ってケーキセットでお茶したり、うどん屋さん行ったり…」 「プラマイゼロ」
そんな現実を見ないオカンは、息子のこともよく見ていないのでした。 ダイエット成功したおれの姿についてなにも突っ込んでこない。 まあ、いいやー。オカンに認められたくてやってたわけじゃないし。 …って思いつつ、会話の流れで、
「おれ、ご飯少なめでええで。そのかわり野菜は多めで」 「どしたん、何があったん?」 「ダイエット中」 「ああ、そう言えばちょっと痩せた?」
ここまで言ってやっと気付いた。しかも「ちょっと」って。。。
「うん、ちょっと14kgほど」 「ええええええ!!!!あんためっちゃ頑張ったやん!!!」 「今さら褒められても嬉しないわ」
ちなみに親父も言うまで気付きませんでした。 2人のばーちゃんとか、祭りの準備であった地区のおっちゃんたちや、 帰省してきた親友夫妻はみんなすぐ気付いてくれたのに。 どれだけ息子のことを見てない親やねん!!|Д`)
そんな憤りをナオちゃんへのメールに書きました。「オカン、おれが痩せたのに気付かへんかった!」と。 そしたらその返信が、
「冗談はヨシコちゃん」
爆笑で憤りが吹き飛んでしまった。(笑) ふるっ!! ナオちゃんの年齢詐称疑惑が日々おれの中で大きくなって行ってます。
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ちなみに父方のばーちゃんに写真を渡した時の一言目。
「あらー、えらいおばあちゃんに写っとるなー」
この人、御歳83歳。 写りもなにも、立派なおばあちゃんです。
血も繋がってないのに良く似た親子やー。(って言うたら2人とも嫌がりそうなのでナイショ。笑)
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