日々あんだら
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2009年05月24日(日) 友人の写真展に行ってきました。




こないだの日記にも書いたんだけど、高校の同級生Iが写真展に参加するということで、
昨日、渋谷・ルデコまで写真展を見に行ってきました。
PHaT PHOTOの写真教室のクラスメンバーでの写真展。
Iも含め、参加者は15人くらい。
各自が15〜20枚くらいの写真を出していたので、(しかもサイズはA2・A3・A4!!)
全体で言うとものすごい数の写真がルデコ6Fの壁を埋め尽くしていた。

初心者クラスで、ほとんどの方が写真展は初めてやったんかな?
みなさん写真展を真剣に、そしてすごく楽しんでいる様子が伝わってきて、
自分が初めて展示した時のことをひさしぶりに思い出した。

Iに「写真展、どう?」って聞いたら「めっちゃ恥ずかしいわー」って顔をしかめていた。
「でも楽しいやろ?」
「うん。(笑)」
間髪入れずに返事が返って来たのでちょっと安心。
ついでに「クセになるで〜」って脅しといた。(笑)

初心を思い出させてくれたことに感謝。





写真展は、やっぱり人と人の出会いももたらす。
1人、写真も、選び方も、並べ方も、パネルの仕上げも、ダントツにいい人がいて、
思わずその人を紹介してもらった。
お茶を飲みながらお話を伺ったりして。
初心者クラスってことなので、その人も初心者だと思うんだけど、おれ、負けてる。。。
ああいう写真を撮りたいって自然と思った。
がんばらなあかん!


Iの会社の後輩Yさんを紹介してもらって、Iが他のお客さん対応でいなくなったので、
ここぞとばかりに彼の昔の悪事をばらす。(笑)
あんな話とかー、こんな話とかー。
「そんな話、初めて聞きました!!」と爆笑してました。
で、話を聞いてると実は関西出身ということが判明。
「関西のどこ?」
「兵庫です」
「兵庫のどこ?」
「尼崎です」
最初から尼って言えばええやん。なぜぼかす。(笑)
で、それ以降は遠慮なくツッコミの嵐。(笑)


そうこうしてる内に、もう一人の同級生Uも来場。
Iと「(パーティーの始まる)7時までに来るんかな?」「来るわけないやん。来ない方に100円」って言ってた僕。
賭けに破れる。(6時45分到着)
僕のオカンの中で、「hideの嫁にしたいランキング」不動の1位、U。
しかし…
「おおー、結婚するんやろ?おめでとう!」
「な、なんで知っとるん!?」
「誰から聞いたと思う?」
と言いつつ、Iを指差す僕。(笑)
いや、ホンマめでたい。
そしてオカンが落胆する様子が目に浮かぶ。(笑)


さらに、Iのお友達のWちゃんを紹介される。
僕「…どういう関係?」
W「えーと…」
U「付き合うとん?」
僕が婉曲に聞き出そうとした質問をストレートにぶつけるU。相変わらず。(笑)
「えー、どうなんだろ?」と言いつつIと顔を見合わせるWちゃん。

僕「はいはい、あれな」
U「付き合ってるかどうか微妙な感じ?」
僕「一番楽しい時期やな」
ほくそ笑む2人。

そして2人で、Iの昔の失敗やイマイチいけてないところを暴露し始める。
うーん、なんかこういうのって、昔もやったような気がする。デジャヴ。(笑)


それに、PHaT PHOTOの別のクラスの方を含めてみんなで喋りながらパーティーを楽しんで、
(どうでもいいけど、僕以外のIのお客さんが全員女性だったのが彼らしいと思う。笑)
パーティーが終わっても話は尽きず。
「このビルは8時半までなので早く出てくださーい!」と主催者側に言われて、

「…この後みんなで飲みに行く?」
「行きましょう」

即断即決。
会場の後片付けがあるIを残して、とりあえず4人で飲みに行くことに。
(見送るIの目が不安そうなことと言ったら!!爆笑)

最初に見つけたお店になだれ込もうとしたら、そこはとても小洒落たバーで。
「ここはおれらの雰囲気じゃない」と撤退。
お店の人に呼び止められたUが二言三言話して戻ってきたので聞くと、
「『すみません、あの人たちがとてもうるさいのでやめときます』って謝っといたよ」

一番うるさいのはお前じゃ!!!!

ということで、無事に地下にある居酒屋に腰を据える。
U「I、誰に電話してくるかな?」
僕「やっぱそこはWちゃんやろ?」
W「私じゃない気がする」
Y「私は絶対違いますよ。…てか圏外です」
これだからa○は!(笑)
結論として、Wちゃんにかかってくるまで誰も取らないでおこうということに。

Iが来ない内にWちゃんに事情聴取。(笑)
…ってしてたら僕の携帯がなる。
ちっ、今からいいところやったのに。
計画通り僕は取らない。

するとその10数秒後、Wちゃんの携帯が鳴った!
おれの次は絶対Uやと思ってたのに!!
おれが取らなかったことで、誰にかけても取ってくれないと悟ったな!!
Iのクセに正確な状況把握しやがって!!!(笑)


そうして、Wちゃんに連れられてやってきたIはすでにフラフラなのでした。
…あ、こいつって僕の次くらいに酒に弱かったっけ???^^;
そして座り込むや眠りに落ちる。

おーい、何しに来てん!!!(笑)

その横で続く事情聴取&みんなのコイバナ&Iの本性暴露。
「寝てる振りして起きてないかな…」と気にするYちゃんとWちゃん。
「大丈夫大丈夫」と断言する僕とU。

「コイツ、起きてたらこういう話題で口が半笑いになるから」
「ポーカーフェイスができる人じゃないから」

悪いやつじゃないんです。(笑)


そんなこんなで盛り上がった2時間半。
僕の終電が早いので酔っ払いを女の子3人に押し付けて先に帰って来てしまったんだけど、
どうも大丈夫だったみたいです。
ま、Uは扱いに慣れてるしね。(笑)

そんな、楽しい1日なのでした。






ただ、写真展としてのできはイマイチだったと思う。
楽しかったけどね。

上手い下手じゃなくて、「他人に写真を見てもらう」という意識がほとんどの人からあまり感じられなかった。
写真のカットが斜めやったり。
A2やA3プリントを両面テープでパネルに貼った結果、表面がボコボコになって照明が乱反射して、
非常に見づらかったり。
現像時にCD-Rに焼いてもらったようなデータからA2やA3にプリントしてて、画質が悪すぎたり。

多分、本人たちも気付いたと思う。準備段階で。
でも、なにかしらの理由で「まぁいいか」と妥協したのが感じられて、それがとても残念だった。
「他人に写真を見てもらう」という意識が強かったら、失敗に気付いた時点でやり直すことだってできたはず。
それ以前に、失敗しないために下調べしたり先生に聞いたりすればよかったのだ。
せっかく教室に通ってるんやから。
その意識は、初心者とか経験者とかは関係ないと思う。


写真展の主役はもちろん出展者なんだけど、同時に「ホスト」でもあるんだから。
やってくる人たちをもてなす気持ちというのが、作品からはあまり感じられなかったのがとても残念。
お金をかけて豪華な額装をしろと言ってるわけではもちろんなくてね。
お金をかけなくても手間をかければ、シンプルでも見やすい展示ってできると思うのだ。



…ってことをアンケート用紙でもあったら書いてたんやけど、無かったのでここに書いとく。
(さすがに盛り上がってる最中に面と向かって言うのもね…^^;)


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