日々あんだら
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2006年09月10日(日) |
太陽の塔内部&ポラ撮影大会 |
今日は太陽の塔の中に入ってきました。 総勢50人の大所帯。知ってる人は6〜7人だぜー。知らない人ばっかだぜー。 友達増える予感がするぜー。
人見知りってなんですか? 旨いんか、それは?
ということで生まれて3度目の万博記念公園へ。 サムさん、96さん、ようこさんと待ち合わせて、正門入ってすぐ脇の芝生のところでお昼ご飯。 モスのハンバーガー3個ですがなにか? 朝ご飯食べてないっちゅうねん!!
…いや、朝食とってても3個くらいフツーに食べるけどさ。。。
で、脇に座って見てたらまあ正門から入ってくる入ってくる、カメラを首や肩にかけた老若男女。 この人たちが今日の仲間か。(笑) と、売店のおばちゃんが隣のおばちゃんに「今日はえらいにぎやかやねぇ」と言っているのが聞こえた。 ええ。僕らのせいです。すんません。^^;
ポラ持ってる人の割合が異様に高いのは、ポラ絡みのイベントのため。 集合場所の太陽の塔の後ろに行ってみると、まあいるわいるわ。 まあ撮ってるわ撮ってるわ。
ガシャン…ジー。 ガシャン…ジー。 ガシャン…ジー。
そこかしこで鳴り響くポラのシャッター音。 「多分今日本で一番ポラのフィルム消費してるのはここですよ」と96さんが呟く。 確かにそうかも。(笑)
入構証(?)をもらって中に入る。 が…中はイマイチだったような…(小声) まず、1Fにしか入れなかったこと。 生命の木(だったっけ?ウロ覚え)は残っていたものの、そこに300体ほど据え付けられていた原始の動物から人間への進化の過程を表した模型が、数十体ほどしか残っていなかったこと。 せめてきちんとメンテして、掃除して、下から見上げるだけでもいいから当時の形で残っていたら まだなにか感じられたかもしれないけど。 まあ、1回くらいは見といてもいいかなー。話のネタに。 そんな感じでちょっと拍子抜けでした。
が。
本当のお楽しみはその後にあったのだった。 それは、
輝け!第1回ポラロイド撮影大会!!(勝手に名付けた)
見学会の後、残った30人くらいで撮影大会。 5〜6人ずつのチームに分かれて『太陽』と『雨』をテーマにみんなで作品作り。(もちろんポラでね) 1時間後に5〜9枚の作品に仕上げてみんなで投票して1位を決めるというもの。 おお、おもしろそうだ。^^
ということで早速チーム分け。 あえて知らない人ばっかりのチームに入ることにしました。
人見知りってなんですか?(笑)
しかし『太陽』と『雨』がテーマって言ったって、今日は天気悪いから太陽見えないし、 雨が降ってたら外に撮りに行けない。 また今日は土砂降りやったし…
で。 「太陽の塔で行こう」で全開一致。 たまたまミニチュアの太陽の塔(全高20cmくらい)と太陽の塔ストラップ(全長5cmくらい)を持ってる人もいたし。 今までみんなで写真を撮りに行ってワイワイ言いながら撮ったことは何度でもある。 でもみんなで相談しながら1つの作品を作って行くのは初めての経験。 すんごい楽しかったです!^^
で、投票結果は見事優勝! 賞品としてポラロイドブランドの35mmフィルムもらっちゃったー♪ なにに使ってみようかな。むふふ。^m^ (でも後から聞いたら中身はただのビスタなんだって。笑)
太陽の塔に刺激をもらって(中だけじゃなくて外も)、初めましてな人たちに刺激をもらって、 みんなで1つの作品を作って行くことで刺激をもらって。 なんか刺激を受けまくりな1日でした。 明日からまたがんばるぞー!!
太陽の塔ってなんだろう、と考えてみる。 万博の時のシンボルタワーだ、とか、あの岡本太郎氏の代表作品の1つだ、とか、そういうことは知っている。
でも万博の時には影も形も受精卵としてさえも存在してなかったし、(笑) 岡本太郎氏の作品だから太陽の塔に価値があるわけではないだろう。 太陽の塔自体に価値があって、だからそんなものを創り出せる岡本太郎氏がすごい人なのである。
太陽の塔を見たらすごいなー、と思う。 取り壊しの話もあったみたいだけど、残って本当によかったと思う。 でも歴史的価値とか、芸術的価値とか、そんなことは全然実感できない。 んじゃ太陽の塔の価値ってなんやねん? なんでおれはあの塔にこんなに魅力を感じてんねん?
誤解を恐れずに、そして批判を恐れずに言うならば、僕にとってそれは「おもちゃ」なのである。 世の中にオブジェや建造物は数え切れないくらいあるけど、 「ああ撮ろう」とか「こう撮ろう」というイメージがあんなに溢れ出してくるのは太陽の塔だけだ。 (自慢じゃないけどそういうイメージってなかなかわかない人なんです、僕。 なんせモデルさんに「どうしたらいい?」って聞かれても「普通にしといて」としか言えないんやから。汗)
角度や距離によっていろんな表情を見せてくれる。 友達の手に乗せてみたり、抱きつかせてみたり、キスしてみたり。 ミニチュアと並べて撮ってみたり。
あんなに遊べるものは他にない。 だから「おもちゃ」なのである。
逆に言うと僕ごときの創造力と想像力をあんなに刺激できるなんて、 それが太陽の塔のすごさの1つの証明なのかもしれないけど。
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