日々あんだら
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2006年03月07日(火) |
土曜日のこと。(昼) |
で、そんなこんなしている内にちょうどいい時間になってきたので、総武線に乗って船橋へ移動。 高校の同級生のお宅訪問。 同級生のご主人と息子のJくんが駅までお迎えに来てくれていた。 一昨年の11月、彼の2歳の誕生日の前日に会って以来だから1年半ぶり? かなり大きくなっていてびっくりする。聞けば1つ上の子たちよりも大きいらしい。^^ 先にちょっとお買い物に、とスーパーに寄ったんだけど、お父さんの後をチョコチョコ小走りでついていく… …のかと思ったら、あっちをキョロキョロ、こっちをキョロキョロ。 ものすごく好奇心旺盛なタイプらしい。(笑) あんまりキョロキョロしてると迷子になるぞ。
天かす(って関東じゃ通じないってホント?)とケーキを買ってお家訪問。 前に来た時にはまだ実家住まいで引っ越す直前だったんだけど、今では新居に引っ越している。 僕と同い年で、結婚・1人目出産・自宅購入・2人目出産…確実に4周回遅れくらいやな。。 時々あまりの取り残されように気付いて呆然としてしまうことがある。(涙)
久しぶりに会った彼女は、2人も出産したにも関わらず、見た目は全然変わらず。 「1人産むごとに5kgずつ、4人で20kg太った」と豪語するウチのオカンとはえらい違いである。 荷物を降ろして、先日の個展の時に展示させてもらった写真と、空港で買ったプリンをお土産に渡す。 写真を本人に渡して喜ばれると、いつも「写真やっててよかったなー」って思う。
カメラを取り出してガサゴソやってると、Jくんがダッシュで寄って来た。 「撮って撮って」とせがまれる。もちろんお兄さん(おじさんではない)は君を撮りに来てるんだよ。(笑) α-7Dで彼を撮る。ピント合わせしてる最中に動くなー!! そうそう、さっき買ったカメラがあったんだ、とDYNAX30を取り出したのが運の尽き。 「こっちで撮って、こっちで撮って」とJくんは銀色のカメラの方を気に入った様子。 こらこら、こっちはフィルム代と現像代がかかるんやでー、とは思いつつも僕も使いたかったのでそちらでもガンガン撮る。 「見せてー!」と撮ったばかりの写真をせがむJくん。 DYNAX30は銀塩カメラなのでα-7Dと違って現像しないと見せることができない。
「これ、見られへんねん」 「なんでー?」 「なんで、って…これはフィルムやから、って言うてもわからんよなぁ?(汗)」 「…???」 「えーと、ほら、こっち(α-7D)には写真を見る窓がついてるやろ?でもこっち(DYNAX30)にはついてないやん?だから見られへんねん」 「ふーん。」
納得してくれてよかった。 「なんでついてないの?」って言われたら「そういうカメラだからだよ」としか言われへんもん。^^; 友人に聞くと、最近「なんでなんで攻撃」が始まって大変らしい。 でもそこで適当に誤魔化してたら子供の好奇心が育たへんぞー。頑張れよー。(他人事)
いやー、しかし1年半近くも会ってなかったら子供の成長ってすさまじく。 状況認識やボキャブラリーがものすご成長してるんよね。 1回レンズ交換したりだとか、1回フラッシュを光らせたりだとかするともう大変。 「おっきいの(レンズ)で撮ってー」 「ちっさいのー」 「電気、電気!」(フラッシュのこと) 「あっちの(カメラ)で撮ってー」 こ、こんなに注文の多いモデルは初めてですたい。(苦笑)
そうこうしているうちに、娘のMちゃんもお昼寝(というかお朝寝?笑)から目覚めて登場。 ボーっとした顔でお母さんに抱かれて降りて来たんだけど、いきなり間近で僕の顔を見たとたん、 一瞬で顔が歪み始める。 うわっ、やばい、泣く泣く泣く!!(汗) 慌てて顔を逸らして離れる僕。いくつでも、女の子に泣かれるのは苦手です。(笑) (いや、最近年頃の女の子は泣かしてないんだけど…) どうやらお兄ちゃんに比べると人見知りする性格らしい。^^; 遠くから眺めたり写真を撮ったりしつつ、少しずつ距離を詰めていって、ほっぺに触れるようになるまで数十分かかりました。 最後は僕の「いないいないばぁ」で笑ってもらうところまでいったけどね。 ま、僕の「いないいないばぁ」で笑わない赤ちゃんはいないです。(得意げ)
お昼は最近マイブームらしいたこ焼をいただく。 新しい家に引っ越してすぐ、友達の主張でたこ焼器を買ったらしい。 「hideくんの家にもあった?」と千葉生まれ千葉育ちのご主人に聞かれたので 「うん、ありましたよ」とさらっと答える。 大阪の家には必ずあるらしいけど、香川だとぶっちゃけ3〜5軒に1軒くらいちゃうかなぁ? でもその場では2軒中2軒なので100%。香川の家には必ずあるということにしてしまう。(笑) (ま、ちなみにウチのたこ焼き器はたこを焼くことはまれでしたけど。基本的に冷蔵庫の残り物を入れたたこ焼モドキが多かった。←オカンの知恵。笑)
でも確かにたこ焼って楽しいのである。特に小さな子供にはたまらんらしい。 粉を入れたばかりなのに、Jくんが串でつつき始める。 まだやー。早いわっ!(笑) 焼けてきたものからご主人がひっくり返し始めたので、僕も久々に挑戦。 …が、上手く行かない。千葉生まれ千葉育ちに負けてるのが妙に悔しい。(笑) 昔、所沢の寮にいた時には「たこ焼き職人」の異名を欲しいままにしてたのに…(や、別に欲しくはなかったが) 大阪に戻って以来逆に1回も焼いてないので鈍ってしまった勘を取り戻すべく、たこ焼返しに集中するhideなのでした。(遠い目)
しかしJくんは大きくなっててもまだまだ甘えん坊でママにべったり。 友人が「パパとママ、どっちが好き?」と聞くと間髪入れず「ママ〜」と答えるJくん。 得意げな友人と、「まあ、そんなもんっすよ」と納得した風で淋しさは押し殺せないご主人。 「Mちゃんはパパの方が好きだよな〜」と喋れない娘を抱き上げて遊ぶご主人。 「でもそのうち、『お父さんのパンツと一緒に洗わないでよ!』とか『お父さんの後でお風呂入りたくない!』とか言われるんですよ」と僕が言うと、「そうでしょうねー」とやはり淋しさは押し殺せないご主人。 …いやー、他人事だとメッチャおもしろい。(笑←悪魔)
個展の作品をファイルに入れて持って行ってたので、彼らに見てもらう。 2Fに展示していたメインの方もじっくり見てくれたけど、それ以上に1Fに展示していた大量の写真の方が友人にはおもしろかったみたい。 …高校の同級生の写真を大量に使ってるからね。(無断で。爆)
最後に家族4人揃った写真も撮らせてもらって、次の待ち合わせがあるので友人宅を後にした。 駅までみなさんで送ってもらいました。^^ 次に来るのはいつかなぁ…今度会う頃にもJくんは「ママ〜」って甘えてるんだろうか?(笑) Mちゃんは喋れるようになってるかな?
「いつか彼女も連れて来てね〜」
…はい。頑張ります。(涙)
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