日々あんだら
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2005年10月21日(金) 残像





ここ2〜3週間、僕の頭の中でことあるごとに顔が浮かんで来る女性がいる。
その人のことが気になって仕方がない。

僕より年上の人だった。
丸顔で実際の歳より幼く見えた。
でもめったに笑わないクールな人だった。
たまににこっと笑うとめちゃくちゃかわいかった。
目は二重で大きくて、髪は肩に届くかどうかくらいの長さ。染めたりしてなくて真っ黒だった。
いつも見上げられていた記憶があるので、きっと背は低かったんだと思う。
声は顔に似合わずキャラクターに似合う低めの柔らかい声。
ゆっくりと喋る人だった。




で。




ここまではっきり覚えているのに、
名前はおろか、僕とどこで出会ってどういう関係だったのかすら思い出せない。(爆)





営業という職業柄、というかそんな仕事を始める前から、人の顔と名前を覚えるのは比較的得意だった。
(覚えられるのはもっと得意。笑)
クラスの同窓会なんか行くと、同級生の名前を忘れた連中が僕のところにやってきて、
「あの子、なんて名前やったっけ?」とこっそり指さして聞いて来たものだ。

その僕がなにも思いだせない。



多分、学校かバイト先の先輩だと思うんだけど。
特に親しかったわけではないし、ましてや特別な感情を抱いていたわけでもない。
街でちょっと似た人とすれ違ってふいに思い出しただけなんだけど。
「気になって仕方ない」というのも、芸能人の名前が出てこなくてイライラする、
というのに似たレベルなんだけど。(笑)


困ったことに、どこで繋がってた人なのかすら思い出せないので、
友達に聞いてみるという手が使えないことだ。
せめて「大学のゼミの先輩」とか「バイト先の先輩」とか限定できれば、
その時の友達に聞いてみることもできるんだけど。^^;



ぬーん…


こうして秋の夜長は淡々と過ぎていくのであった。

ね、眠れん。。。




今怖いのは、これで道端でばったり再会なんぞしようものなら、うっかり恋に落ちてしまいそうなことだ。(笑)


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