日々あんだら
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2005年10月17日(月) あだ名


こういう撮り方すると急にデジタル臭くなる。



今では本名でしか呼ばれない僕だけど、小・中学生の頃には別のあだ名があった。

普通あだ名って本名の一部をもじったものだったり(「みゆき」だったら「みーたん」とか)、
その人の特徴を現すものだったり(後頭部が飛び出してるから「がっぱい」とか)で、
誰が聞いてもその人だとわかるものだと思う。
だけど小学校の時の同級生に変なあだ名をつけるプロフェッショナルが3人ほどいて、
彼らの付けたあだ名は由来の説明を聞かないと全くわからない、もしくは由来がないものまであった。
(メッチャ南方系の顔してるのに「麻呂」とか。。。なんでやねん!)

中学に上がった時、他の学校から来た連中はみんなのあだ名を覚えるのに苦労したと思う。
そいつのねーちゃんがファンだから、という理由で「アルフィー」なんてあだ名になってると、誰がわかる?(笑)
本人の特徴を現してるわけでもないので覚えにくいことこの上なかっただろう。


かくいう僕のあだ名も一応由来はあるのだが、名づけた本人すら忘れてしまっているような代物で、
それが妙に本当の名前っぽかったりしたのでよく誤解された。
中学に上がってから友達になったやつが僕のあだ名に毎回君付けするので、
「『君』なんて付けんでええで。あだ名やし」と言ったら、
「え?本名ちゃうかったん!?」と言われてしまったり。

いろんな友達から「なんでそんなあだ名なん?」って聞かれても、
今となっては妙に恥ずかしくて(というか馬鹿らしくて)教える気にもならない。(笑)


同じ中学から同じ高校に進んだのが3人しかいなかったので、そのあだ名で呼ばれることもなくなり、
正直あまり気に入っていなかったこともあって、ちょっとホッとしたのだった。
それ以降、大学〜社会人と特にあだ名を付けられることもなく、だいたい苗字、
カメラつながりの友達には下の名前で呼ばれるようになった。



んが。
こないだ祭りに帰省して馬場をうろついていると、いろんなところから当時のあだ名で呼ばれた。
いや、そりゃそうなんだけど。僕も彼らを中学までのあだ名で呼ぶし。
ホント数年ぶりくらいに自分のあだ名を散々聞いてちょっと考えてしまった。

きっと地元に帰れば死ぬまでこのあだ名なんやろうな。
いや、もしかしたら葬式でまでもそのあだ名で呼ばれて「○○はええ奴やった…」とか言われるんだろうか。
それだけならまだしも、友人代表の挨拶(?)で「○○、お前との一番の思い出は…」とか
「○○、あの世に行っても元気で暮らせよ」とか涙ながらに読み上げられたりするんだろうか。
そう言えば、その前に結婚式の友人代表挨拶もあるぞ。(滝汗) ←できるかどうかは置いといて





な、なんかヤダ。(涙)




時間を巻き戻せるなら小学3年生に戻って、このあだ名を拒否するために断固戦いたいと思います。


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