日々あんだら
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2005年08月24日(水) |
見る写真と撮りたい写真。 |
最近、時間があったり夜眠れなかったりするので、ネット徘徊して色んな写真を見ている。 (だいたいは見逃げだけれども。m(_ _)m)
会ったりメールしたりはしょっちゅうだけどそーいやじっくり写真見たことなかったなーって人のだとか、 めっちゃご無沙汰してる人のとか、本当に初めましてな人のとか。 もちろん、今まで何度も見てるあの名作ももう一度。
いい写真を撮る人っていっぱいいるなー、って思う。 やっぱり自分なんてまだまだ、とつくづく思い知らされる。
写真を始めた頃、僕の写真の先生はネット上に無数にアップされている写真だった。 写真雑誌やHow to本もいっぱい買ったけど、解説を読むよりもそこに載ってる写真ばっかり何度も見たり。 そうして「いいなぁ」と思った写真を意識的にも無意識的にも真似して撮った。 ファインダーを覗きながら、好きな写真をイメージして撮ってみる。 現像してみたら全然イメージと違って、その差を埋めるためにはどうしたらいいのか考える。 そしてまた撮ってみる。 そうやって今の僕の写真がある。(というほど大袈裟なもんじゃないんですけど)
でも、こないだ友達にメールを打ってる最中に気付いたんだけど、 最近「いいなぁ」と思う写真と「撮りたいなぁ」と思う写真が必ずしも一致しなくなってきた。 「この写真、メッチャいい!!でもおれはこういうのは撮らんなぁ…」みたいな。 例えばメジャーなところで、ニナミカの写真はおもしろいと思うし好きだけど、 あんな写真は僕は絶対撮らないだろう。 もしウルトラを使ってあのような写真を撮ってみたとしても、 きっとスキャンする時に彩度やコントラストを落としてしまうに違いない。(笑)
良くも悪くも自分の写真ってものが固まってきたのかなぁと思う。 そう言えば少し前から「hideの写真はどんなカメラで撮ってもhideの写真やね」と言われるようになってきた。 それを「マンネリ」と感じて凹んでいた時期もあったけど、今でもそれは少し感じてるけど、 まあそれはそれでありやなーと思えるようになった。 自分の軸がしっかりしてるってことはええことやんか、と。
逆に、自分のと似たような写真を見ると、つまらなく感じてしまう。 「こんなん、おれでも撮れるわ」と。(自分の写真はたいしたことない、という前提です。^^;) どうせ見るんだったら、自分では撮らないような写真、撮れないような写真の方がおもしろい。
もちろん、自分と方向性が似た写真でも自分よりはるかにいい写真を撮る人の作品は見ていておもしろいし、 そういうのは真似したいと思う。 そういう目標であり刺激を与えてくれる人が周りにいっぱい…ではないけれど 何人かいるのは幸せなことだと思う。
さて、今日も日記は適当に片付けて徘徊するか。(笑) (適当かい!!)
そうそう、僕は「写真上手いねー」って言われるより「いい写真やねー」って言われるようになりたい。 上手い写真より、下手でもいいからいい写真をたくさん見たいな。
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