日々あんだら
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2005年02月21日(月) な、なんじゃこりゃーーー!!!

僕が今まで所有してきた16本のMF一眼レフ用のレンズ(現在13本)の中で、
ミノルタ製でないものが2本だけある。
M42マウントの「JUPITER9 85mmF2」とレフレックスレンズの「SIGMA MIRROR-TELEPHOTO 600mmF8」である。

このうち「JUPITER9 85mmF2」は唯一持っている中望遠レンズで自動絞りではないので手間はかかるが、
JUPITERらしい濃厚だがクリアな発色と、なにより15枚もの絞り羽が生み出す美しいボケが気に入って、
マウントアダプターをつけてSRT101やXDで時々使用してきた。
(こんな感じ→http://underline.material.jp/index-016.htm)



しかし、事件は起こった。というより発覚した。

昨夜のことである。
僕のレンズラインナップを見てもらえばわかると思うけど、全部で20本くらい持っている。
当然、全てのレンズを等しく使うことなどできない。
しかし、使っていないレンズはもちろん傷んでくる。特に絞りのところがダメになる可能性が高いらしい。

ということで、毎月1回程度、全てのレンズを取り出して状態をチェックし、
絞りを開放から最小絞りまで何往復か動かして動作不良を予防することにしている。


昨夜。
僕は1月半ばからほったらかしにしていたことに気付き、レンズの入ったドライボックスを引っ張り出した。
順番に取り出して、1本1本状態のチェックと絞り、ついでにピントリングを何往復か動かす。
そして何本目かのレンズを取り出して覗き込んだ時、僕の動きが止まった。
例の「JUPITER9 85mmF2」である。


な、なんじゃこりゃーーーっ!!




そうなのである。絞りが丸くないのだ。
最大の売りである15枚の絞り羽根のうち何枚かが引っかかっているのか、
それとも絞り油が固まってくっついてしまったのか、完全に閉じず、
まるで涙滴のような形で固まってしまうのである。


そんな馬鹿な、前にチェックした1月10日頃には、きちんとスムースに動いていたはずだ。
それがたった1ヶ月でこんなになっちゃうなんて…(泣)


まあ、絞り羽根が固まっただけなので、自分で修理しちゃう人はするだろうし、
多分修理に出してもそんなにかかるわけではないと思う。
しかし、周りにいる人は誰でも知っているが、僕は極め付きの不器用なのである。
僕の作ったプラモデルなんか、ひどい出来上がりなのである。

…プラモデルもロクに組み立てられない男が、レンズの分解修理なんてできるものなのか???

かといって6300円で買ったレンズをわざわざ修理に出す気も起きない。
(ていうか、多分修理代の方が高くつくと思う。)



しばらくこのままで使うかー。どうせ中望遠って滅多に使わへんしなー。(笑)
そのうちMD-R85mmF2あたりでも買うか。
で、新しいレンズ買ったらがんばって分解してみるか。(笑)


しかしその前に…

この涙滴型の絞りが生み出す光源ボケにすごく興味がある。
一度試し撮りに行かなければなるまい。(笑)


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