日々あんだら
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2004年05月27日(木) シフクノオト

週刊化したこのページ、先週は短いなりにもチョコチョコ書いていたのだが、今週はここまで全然更新していなかった。やっと「週刊」らしくなって来たなぁ、と感慨もひとしおである。(意味不明)
そんな状態なんだけど、これでも毎日30〜40人の人が見に来てくれているのだ。「今日は更新してるかな?ちっ、やってへんやんけ!」とか言いながらさっさと帰っていく人たちの顔が目に浮かぶようだ。
わざわざ来てくれてるのにごめんなさい〜!m(_ _)m

別にネタがないわけではない。
毎日ネタになる出来事が転がってるわけではないけど、行き帰りの電車の中などでいろいろ考えることもあって、書きたいことは多少ある。

要は忙しいのである。
「忙しい忙しい」と忙しがるのはどうかと思うんだけど、ホントに忙しい。
ここ2週間ほど、休日も含めて1日3〜4時間くらいしか寝てない。昨夜久々に5時間も寝たけどそれでも疲れは取れなかった。
…時々会社で寝てるけど、見逃してください。
(っても10秒か20秒程度やけどね)


さて、そんな毎日だが帰って来て少しの間、烏龍くき茶(笑)を飲みながらあるCDを聞くのが唯一ゆったりできる時間である。
このCDのタイトルをTVのCMで見た時、これは買わなければ!と思った。久しぶりにタイトルで買ったCDだ。

Mr.Children 「シフクノオト」

「至福」である。(多分「私服」などではない。)
こんな強気なタイトルは久々である。
「至福」だの「究極」だの「至高」だの、そんな言葉を臆面もなく使えるのは日本広しと言えど山○士郎か海○雄山くらいのものだろうと思っていたが、彼らもあっさりとやってのけた。
それだけ自信があるということなのだろう。これを買わずして何を買う。
(いや、タイトルなんか関係なく彼らのアルバムは全部持ってるんだけど)

相手はもちろん、言わずと知れた日本を代表するウタウタイである。
一介のしがない給与所得者が偉そうに批評できる存在ではないんだけど、やっぱりこのCDはそれだけの自信を持っていることが納得できる。
てことで、毎晩の憩いのひと時のBGMとなっているわけである。

このCDの中に「タガタメ」という歌が入っている。「誰がため」である。
頻発する子供が被害者の、そして加害者の事件に心を痛めて作られた歌だそうだ。
前にニュース番組か何かで彼らがこの歌を演奏していて、その後のインタビューで「僕らはミュージシャンだから、歌で伝えることくらいしかできないけれど…」というようなことを桜井さんが言っていた。
それってすごいことだと思うんだけど。たくさんの人に「伝えること」すら世のほとんどの人間にはできないことなんだから。
当然この歌を一番に聴いたわけだが、これまた久々である。(今日は久々多いなぁ)
歌を聞いて鳥肌が立った。
歌詞の内容については何も言わないけど、聴いたことのない人は是非1度聞いてみてください。
できれば何回か続けて。周りの迷惑にならない限りの、できるだけ大きな音で。



さて、彼らの話に続けるのもおこがましいが、話は変わって僕自身のことである。
僕は幸運にも写真という自分の気持ちを表現する手段を見つけることができた。(上手い下手は置いといて)
その写真を他の人に見せるための場所も持っている。(人数の多少は別にして)
じゃあ何を伝えてるの?きちんと伝えられてるの?と聞かれると言葉に詰るんだけど…

サイトをオープンする前と後と何が変わったのかなぁ、と考えることがある。
元々写真を撮るのが好きで(って言っても1年半くらいのことだが)、それを人に見せるのが好きで前からいろんな人のところにお邪魔しては写真を貼り付けて逃げてくるというゲリラ的なことをしていたわけだけれども、やっぱり自分のサイトを持ってからはより「人に見せる写真」ということを意識して撮っていると思う。
それは良い面もあれば悪い面もあるんだけど。

オープン前も後も変わらないのは、自分が感動したものを撮るということ。
「美しい」とか「楽しい」とか「おもしろい」とか「気持ちいい」とか、自分の感情が動いたものにカメラを向けてシャッターを切る。
変わったのは、オープン前には「自分の感動を残すために」撮っていたということ。
去年の暮からは、「自分の感動を誰かに伝えるために」撮っているのだと思う。
「どうやったら今の感動が伝わるか」「どうやったら見た人も感動してくれるか」いつもそれを意識している。
もちろんそれが上手くいってると思うほど自惚れてはないけど、その100分の一でも伝わっていれば嬉しい。

悪い面は、「どう見せるか」を意識しすぎていること。
もっと自分の感動したことをストレートに見せたいと思う。難しいけど。


あ、書き忘れるところだった。
いつか「醜いもの」「恐ろしいもの」「汚いもの」にもカメラを向けられるようになりたい。
正の気持ちだけでなく、負の気持ちも「感動」なんだから。



久々に書いたらまたダラダラと要旨の掴みづらい文章になっちゃった。
文章も、自分の言いたいことを簡潔にストレートに伝えられるようになりたいなぁ。
こっちも難しいけど。^^;


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