日々あんだら
DiaryINDEXpastwill


2004年03月06日(土) 割のいいバイト

あまりこういう話はここではしたくないんだけど、これだけは最初に言っておかなければなるまい。

今月の残金1万5千円

給料日まであと19日。
貯金0。
寮の食事は1年前に廃止になり、部屋には自炊設備もない。

…どうするんだ?おれ。(汗)



さて、昨日元上司が声をかけてきた。

「ところでhideくん(仮)、ちょっといいかね」

唐突に声をかけてきて、"ところで"もなにもない。

「君、おいしい豚カツか鰻に釣られて20kgくらいのコンクリートブロックを2つ、20mほど運ぶ気にはならないかね?」

この人、僕の1年目2年目の課長さんなんだけど、時々こういう事情の全くわからない問いかけをしてくる。
よくわからないまま返事をして、何度かエラい目にあった経験のある僕はYESもNOも表さずに聞いた。

「は、どういうことでしょう?」
「実はね…」

まあかいつまんで話すと、その元上司は最近引越しをしたらしく、隣の家から物干し台をもらう約束をしたんだけど、それを運んでくれないか、ということ。そういや確か奥さんと娘さん2人の4人暮らしだったな。

「…というわけで、豚カツか鰻に…」

わかった。もうみなまで言うな。

「鰻に興味があります(ニヤリ)」

今の状態ならコンビニ弁当にだって釣られます。(苦笑)



ということで、朝から行ってきました元上司のお宅。
新宿から地下鉄で2駅。便利なところに住んではるなぁ、と思いつつ教えられた改札を出て階段を上がり電話をかける。

「おお、ありがとうありがとう。地上に出た?じゃあ右斜め後ろに細道があるだろう?そこを歩いてきて」

そう言われてその道に入ると、30mくらい向こうに元上司が手を振ってるのが見えた。
ち、近っ!^^;

着いたお宅はちょっと古びた感じの一軒屋。門柱には違う苗字の表札がかかっている。
ははーん、奥さんの実家に引っ越したな。
玄関を入るといたる所にダンボールが並べられている。(聞くところによると先週末に引っ越したばかりらしい)
玄関に積まれたダンボールにはマジックで「すぐ」と書かれているが、開けられた形跡はない。(笑)

まあ作業自体はものの10分で終わりました。そんなに重くなかったし。
こんなので鰻なんか奢ってもらっていいのかなぁ…とも思ったけど、こういう時には下手に遠慮せずおいしくいただくのがかわいい部下っちゅうもんである。(多分)

ということで鰻屋さんに行く。鰻なんていつ以来だろう?わくわく。
注文を取りに来たおばちゃんに元上司が高い方の鰻重(^^b)を2つ頼み、「こっちは大盛で」と僕の方を指差した。(^^b)

久々の鰻は旨かった…(反芻中)
うな肝のお吸い物も旨かった…(反芻中)
鰻にも関東風と関西風があって、どちらかと言うと僕は関西風の方が好みなんだけど、関東風でも旨いことに変わりはない。
ご馳走さまでした。



退職する同期Kの壮行会その2(同じ寮のメンバーでやる)の日程調整は僕がやることになってるんだけど、もう他に選択肢が無い。
背に腹は変えられへんしな。

25日開催決定。

出席予定者の都合を調整させよう。(←これはもう「日程調整」じゃないよなぁ。笑)


hide |MAILHomePage

My追加