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恋する研究所*
りう
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2010年09月24日(金)
うれしい日。

先週のデートは雨のち晴れっていう具合に、べそべそに泣いたところから始まる。
朝、彼から
今日は寝不足で体調が悪いから午前中の用事はキャンセルするけど、りうちゃんとの約束の時間には行くから。また連絡するね。
という内容のメールを受信。

この2週間くらいは徹夜したり、殆ど睡眠時間を取れなかったみたいだから、可哀想なので仕方ないなと思っていた。

その後、私が家を出る時間になっても連絡がこなくて、気になって電話したら案の定、寝起きだった。

まだ眠りたいの?
と聞いたら、はっきりしない言い方で、

うぅん…本当に悪いけど、夕方にしてもらえない?

と。
その言い方が、辛そうに聞こえて、涙があふれてきてしまった。
それに、一度こうと決まったことが破られて、それが悲しかった。

夕方なら大丈夫なの?本当に?
私が念押しで聞くと、

本当に。夕方なら大丈夫だから。さ。

大丈夫じゃなさそうな声でそんなことを言われても、信じられない。

眠いならいいんだよ?大丈夫じゃないでしょ?

しつこく、何回か聞いたら、彼が少し強い口調で。

あのさ。今、何も考えたくないんだ。だから、考えさせないで。大丈夫だから。

私は彼を思ってるけど、彼は私を思ってる。
それでもすれ違う気持ちに、よけい泣いてしまい、メイクもぼろぼろになった。
でも、無理して会って、体調悪化させても申し訳ないし。
こんな言い合いするのももう嫌。
あまり、そういうことは言いたくないのだけど。

今日は、会うのやめよう。ね。無理して会ってもらわなくても、私は平気だから。

悲しくて、彼を怒らせてる自分が嫌で、泣きながらそれだけ言った。

平気じゃないでしょ。今日会わなかったら、りうちゃんは明日からの家族旅行で楽しめないでしょ。この1週間、ずっと嫌な気分のままで、ためこむじゃない。それなら今日、夕方からでも会った方が良いんだよ。

結局、私が根負けする形で会うことになった。
しばらく、涙が止まらなかった。

会ってからは、ちょっとびみょーな気持ちになったりもしたけど、彼が明るくふるまってくれたお陰で楽しめた。
珍しく、私の気になっていたガレット屋さんに連れていってくれて、お話ししたり。
二人でボーリングをして、はしゃいで、楽しかった。
夜は、久しぶりの居酒屋。
彼は、次の日も会社に行くと言っていたけど、休みの日だしいつもより背負うものはないらしい。
思う存分?お酒を飲んでいた。

色々な話をしていて、ひょんなことから結婚の話になった。

りうちゃんは考えてないと思ってるだろうけど、俺はちゃんと考えてるよ。
話さないんじゃなくて、あえて言ってない。仕事の話しかしないようにしてる。
年に何回か、そういうタイミングがくるんだけど、今まで全部つぶされてる。だから、今はそのタイミングじゃないんだなって思ってるんだよ。
去年の、りうちゃんのお誕生日の時も・・・。

そう。
去年は、お祝いしてくれるって言ってた日に、うちの弟の結婚で親族集まっての食事会が後からぶつけられた。
勝手に決められて、大反対したのに、親がもう会場も抑えちゃったし、ってなしのつぶてだった。
私も悲しかったし、悔しかったけど、あのときの、彼の落胆ぶりといったらなかった。
それから、お誕生日の前後は予定を入れられないようにブロックしてある。

もう、彼にあんな思いはさせたくないから。

彼が計画していたのは、あるホテルか旅館の部屋を予約してくれてたこと。
それから、キャンセルせざるをえなくなって、キャンセル料を支払ったこと。
あの時、キャンセル料はかからなかったって言っていたのは嘘だったんだね。
優しい嘘だなあ。

舞台はどうであれ、そういうことを考えていてくれたってことが、はっきりと彼の口から聞けたことで、未来が明るく見えた。
シンプルにうれしかったし、ハッピー。

もう、彼は結婚する気持ちがないんじゃないかと、半ば本気で思いこんでいて。
最近じゃ、結婚できないって自暴自棄になって彼に言うこともしばしば。
まさに、彼あてに、私達の未来はどうなの?という内容の手紙をしたためたばかりで。(これは渡さなかった)
彼に聞いて、何も見えてこないのなら、別れようとすら思っていたから。

何ていうタイミングの良さ!!

彼も、私からそういう雰囲気を感じ取っていたに違いない。
私は分かりやすいし、彼は私を良く分かってる人だから。

ここにきて、彼もご両親や会社やお友達から、頻繁に結婚のことを言われるようになったみたいだから、そういうのも多少あるのかも。

でも、一番は、私の気持ちを察知したから。
と思っておきたいな。

これでしばらくは、幸せ満タンでいられそうです♪


エンピツ