きゅーっと胸が締め付けられるような。
何だろう? 郷愁みたいなもの?
そこは、私が戻れない場所になってしまったから。
***
酔っ払った。 挙句に酔った勢いで先輩に電話。 駅のホームに着くまで相手をしてもらった。
彼の優しさに付けこんでる。甘えてる。
自分でしておきながら謝ったりご機嫌伺いをする私に、 先輩は「嫌だったらそう言うから」と言ってたけど。 こういう小さいことが積もり積もって、ある日爆発するってことを私は知っている。
なのに。 我慢出来ないの。
子供だね。
「月曜日、元気で会社に来て下さい」 先輩は、そう言ってた。
***
未来の見えない真っ暗な道にいる。 私の人生、誰かを好きなこと、彼氏という存在がいることが全てじゃないでしょう?
酔った夜はダメだ。 人恋しくなる。 寂しくなる。
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