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恋する研究所*
りう
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2004年11月19日(金)
めまぐるしい時間

この日、私は先日遭ったひどい出来事でたまったストレス解消に、
昼間→全身マッサージでケア
夜→クラブ行ってはっちゃけてストレス発散
の予定。

初めて行くエステサロンというものに終始緊張していたんだけど、
個人のサロンでそこの方がとても親切で、
すっかり身も心もほぐされました。
で。コース終了後、その方から
「今日は疲れてると思うので、ぐっすり眠れると思いますよ。
なので、あんまり騒ぎ過ぎないようにしてください」
と釘を刺されてしまい…。
でも、ずっと金曜のパーティーは行きたくても行かれなくて、
ようやく行けるのがこの日しかなくて、
だからそんなアドバイスも無視!でクラブへ行ってしまったのでした…。
で、入って1時間経たないうちに、バテ気味になる。
それで、フロアの壁の所で立って休んでたら、
隣にずっといた男に普通に声かけられる。
またかー。
街中でナンパって珍しいし、有り得ないけど、
この中では珍しくないし日常茶飯事だし。
で、その人とは少しの間一緒にいて時々話したりして、
あんまり触られないので良かったって感じです。
ちょっと腰に手回されそうになったけど、
あたしが非常にその辺はくすぐったがりなんで(笑)回避。
お手洗いを我慢出来ず、「ドリンク取ってくる」って言って離れました。
その後、その人のとこ戻るかどうしようかバーで迷ってたんですけど、
ドリンク(水)持ったままフロアに入ったら人が増えてて戻れない。(…)
仕方なく入り口付近で立ち止まって踊ってたら、両側から男が二人やってきてですねー、
あたしを真ん中にして乾杯とかするわけですよ。
何なのよ、あんたら。あたしは踊りたいのよ、ほっといて。
って思ったんですけど、クラブの中に居る人ってそういうのお構いなしだから…。
それで、その場を去るに去れなくなっちゃって…。
いつの間にか、右隣にいた男は消えていて、
左隣にいた男がこっちに話しかけてきた。
本日二人目のナンパ。
いつものか〜って調子ですよ。その時は。
とりあえず、名前聞かれたのでいつもの偽名を名乗り。
だって、クラブの中で会う人ってその場限りが常だから、
本名答えるのは気が引ける…。
そんなやつに教えたくない! みたいな。
年齢はちゃんと答えますよ!
何か、それでお決まりに、一緒に踊るわけですよ。
そのうち、相手の男が女の子(この場合はあたしですが)の腰を引き寄せたりするわけです。
常に、あたしの心の中は「またかー」なわけで。
そんな中、踊るわけ。
暫くして、向こうが「奢るから一緒に飲もう」って言ってきたんだけど、
その時点であたしのお腹は水ぶくれしかけてたので(笑)、
断ったんだけど、それがきかなくてねー。
タナボタでラッキー(だって中のドリンクって高いし)と思って、OKしたよ…。
したら、「上(のバー)行かない?」って誘ってきて。
そんな人は初めてだったし、あたしは踊りに来てるのにって思って、
拒んだんだけどまたちょっと強引だったのね。
だからしょうがなく、付いていったというか…。
移動時、常に手は繋いでマス。それがそこでは当たり前なんだけど。
上で座って「何してる人?」とか「よく来るの?」とか
そんな話をしてたら、MAROON5が…!
ここでPOPSがかかるなんてちょっと不思議!(普段R&BかHIPHOPメイン)
でも、好きな曲だから踊りたい〜! って彼に言ったら、
「じゃあ曲が終わらないうちに行こう」って言ってフロアにバック。
んで、その曲+2,3曲踊ったら、疲れてね〜。
元々疲れてたんだけど、昼間のアドバイスが何度頭をよぎったことか(笑)。
今度は二人でいすに座って休憩。
踊ってる時からもずっと彼は手つなぎっぱなしで、今までナンパしてきた人と一緒で、髪とか頬にちゅーしてくる。
全然嬉しくない。
彼は好きじゃないし、避けられないから甘んじて受けてるわけで…。
で、座ってる時にね、一回口にキスしようとしてきたの!!!
あたしにとってそれは好きな人以外とはしたくないタブーなのに!
その瞬間、めちゃめちゃ不機嫌になって
「今、口にキスしようとしたでしょ?!」って。
そしたら向こうは
「したかったけど我慢した」だって!
だから
「口は絶対ヤだ」
って断固拒否ったら、嫌だっていうのを分かってくれたらしく、
頭抱えて撫でてきた…。
別にそれは嫌じゃないんだけどね。
それでその後大好きな曲で踊ってる時、向こうがもう一杯飲むから付き合ってって言われて、
そんでしょうがなく付き合いました。
まだ踊りたかったのにー。
(でも缶ビール開ける時にブシュッ!って飛んだんですけど!あんな男初めて!)
もうその時は相当眠くてね…判断力とかあんま無くて…。
喋れないほど眠い時ってあるじゃないですか?
まさにその状態。
座ってても、俯いて肘付いてる感じ。
でも、眠くてもクラブって寝る所ないから我慢するか、座って寝るしかない…。
でもまだ踊りたい気もする…。
そんな中、
「俺んち、こっから近いから行く? 多分、タクシーで1メーターくらい」
という獣の声が!(笑)
絶対一発ヤる気だ(笑)って思うわけじゃないですか。
だから「えっちするんでしょ?」
って言ったのね。
彼は「絶対しない」だって。
そんなん信用できるかー!って断りもせず、ぐずってたら、
「俺もぶっちゃけ眠いし、そっち次第」ときやがった。
何を隠そう、あたしは自分次第って言われるのが大嫌い。
だから「そう言われるの凄い嫌なんだけど」って正直に言ったら、
「よし分かった。行こう。絶対そういうことしないから」
って言って、向こうに軽く拉致られ…。
絶対そういうことされるって思うよね〜。
もうどうにでもなれって感じで、自棄になってお持ち帰りされたのでした。
(人生初)


エンピツ