甘えた関係

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2001年10月24日(水)
マキロンください。

今日は4時間目まであったうえ、少し本屋で立ち読みして、いつも乗るバスより少し遅いバスに乗った。
案の定、学生とオバサマオジサマ方の帰宅ラッシュに遭遇。
いつも微妙に避けているんだけれど。
途中で一斉に降りていく場所があるからそれまでの辛抱、と思って、立っていたら、どんどんどんどん乗ってきて、それはも仕方ないんだけれど、
『あらあら。こんなに乗られちゃたまらないわよ。』
だの、
『ここらへんで締切っちゃえばいいのにねぇ。ほらまた乗った。』
だの、あたしの前に立っているおばさん二人が五月蝿くて煩わしい。
あたしの正面から見て左側に立っているオバサンは、言っちゃ悪いけれどなんか髪とか不潔で汗の臭いがする、うえ、なんか身体をすごくゆする。
立っているのに、混んでいるのに。
なんでだろうと避けながら考えていたら、どうやら、
『あ、次のバス停も人がいる!』
観察のためだったらしい。
そのために、窓の縁に手をかけるのである、座っている人が座席にいるのに、それを無視して。
右側のもう片割れのほうは、そのオバサンにいちいち同調し、それはまだ連れとして許すとして、
「・・・。」
あたしに全体重をかけてもたれてくるのである。
もちろんといいたいくらいに、あたしより体重がひどくある。
バスは混んでいてあたしがここで耐えきれなくてよろめいたら、絶対っていいたいくらいにドミノ状態になりそう。
両足をふんばっていたら、左側の人が今度はあたしの足を踏んでくる。
しかも、一瞬自分が他人の足を踏んだのに気づいてあたしのカオをちろりと見たくせに、また元通りに踏みなおすという。
ナゼ。
おまけに、その状態で、あたしの持っていたつり革に他人も持ちはじめた。
つまり、あたしの手の上から見知らぬオジサンが持ってきたわけで、あたしの手と一緒に、ていうか、指をからめようとする。
ニヤニヤと笑いつつ、半そでのポロシャツを着て、小太りの日に焼けたオジサンが、清潔感はないオジサンが。
結局、前述した大量に降りていく停留所で、問題の3人も降りていってくれたワケなんだけれど。
空いた席に座ったとたん、目の前に、新たに乗ってきたオバサン組二人が立った。
それはもういいんだけれど。
介護や老後や子育てについて話し出して、オバサン独特のイヤに通る声で。
『オトコは介護なんてできないから、殺されちゃうわね。大抵殺すのはオトコだから。』
という言葉をジョークとしてとらえているような方々で、互いの苦労話自慢がヒートアップしてきて、それはもういいんだけれど。
片割れが泣き出して。
眠って逃げようにも声が大きくて出来なくて、サイアク。
なんで今日はこんな目にあたしは遭うのだろう。
ようやく降りるバス停に着いて、降りたとたん、以前辞めたバイトの先輩が通りかかって、
『今からうちこない?鬼まんじゅう昨日作ったんだけれど、作り過ぎちゃって。』
既に戦う気力ゼロ。
「はぁ、いただきにまいります。」
いや、その先輩とは結構仲良かったんだけれど、今はもうすぐにでも家に入りたい気分だったもので、ちょっと目があった瞬間後悔をした。
冷凍鬼まんじゅうを4ついただいて、お礼をして、さて帰宅だ、と、ヨタヨタと歩きはじめたら、
トゥルルルル
と、着信音1で携帯が鳴りはじめて、
「はい。」
出たら、
『あ、こちら○○警察署のサトウですが、○○さんですよね?』
「はい。」
『すみませんが先日お話ししていただいたことでもう一度お伺いしたいことがあるのですが。』
「あ、そうですか。」
3時間くらいかかって何度も15分間の出来事を話したのに、まだですか。
『申し訳ありませんが、もう一度事情聴取のほうをご協力していただけないでしょうか?』
法律で、事情聴取は国民の義務となっており、断れない。
「はぁ。」
『では、お待ちしておりますので、着きましたらサトウの名をお言いください。では。』
「ごくろーさんです。」
ただ人が落ちて死んだだけなのに、なんでこんな、何度もするの、事情聴取。
とりあえず大通りまで出て、タクシーひろって、警察署行った。
一応降りるときに領収書貰って、そのサトウさんに伝えたら、苦笑をされた。
半分払ってもらえた。
らっきー。

□ごはん
朝:イチジク
昼:マックリブセット(1/3)
夜:ロールキャベツ(コンソメ)・豚肉の生姜焼き・酢のもの・きのこごはん
おやつ:やきおにぎり
■音楽・本・映画
・「いくつもの週末」(江國香織)
・「聖邪の行進」(窪塚洋介)

□明日の予定
・大学は午後から。
遅刻しないよーに。

■メル
おぼえてない。

□会話
サトウさん:『いや、それはちょっと・・・。』
「電話で事情聴取っていいかんじ?」
と、大分壊れた口調で聞いたら、そう、言われた。
「語尾まで言いましょうよ。」
いや、サトウさん、妙に優しい人格な人ですので、つい。

■睡眠時間
・12時間くらい
テレホ前から翌朝の10時くらいまで眠っていた。

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