ピコとチロの部屋
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2006年04月02日(日) |
おばあちゃんがボケたらのお話 |
病院でのアルバイト中です。
先生、看護婦さん、事務員さん、皆さんのお声を
聞きながらの、バイトって、”我が家でのんびり”よりも
楽しいです。時には怖〜〜いお話でも、皆さんの愛があるので、
笑える事だってあります。
個人病院ですから、長らく通院してた患者さんが亡くなると
ご家族の方から、”お世話になりました”と電話が入る事があります。
「おばあちゃんが亡くなりましたから・・・」とMさまから・・
「Mさん処も今から大変ね」
「えっ、あっ、お金のこと?」とA子
看護婦さんたちのお話から、おばあちゃんには遺族年金が入ってたようで・・
”寝たきり”であったようですが、田舎ですから、遺族年金は
家計に役立ってたようです。
B子宅のおばあちゃんは、ボケが入ってますが、身体は元気です。
「B男『息子』がね、『おばあちゃん死んだら』と言ったのよ」
B子にとっては、義母になります。おばあちゃんの話を聞いて
夫に尋ねたら
「言ったよ。何もわからんで、忘れるのに、それは覚えとったのか?」と夫
B子が
「おばあちゃんは優しくされたは、忘れるのよ。きつくされたは、記憶に残るみたい!」
と言いました。これも”ボケ”の症状でしょうか?
生きものが臭いとか、体の色を周りに似せたりで自分の身を守ります。
人だって、ボケがあろうが”自分自身にされたつらい仕打ち?”には、本能的に
拒否反応を示すのかしら?忘れません。そしてB子に告げ口だってできます。
そのおばあちゃんにB子が
「おばあちゃん、もう遅いから寝たら?」
と言ったら
「私を寝せて皆はおいしいものを食べるんだろう?って
こんな憎たれ口を言うのよ。正気なのか?ボケてるんだか・・」
こんな話を聞いてたら、”いやだね、私らもいずれなるんだろうね”と
C子が言いました。
B子が
「私には一千万円入るのよ」
”亡くなったらね”と付け加えてました。生命保険の話のようでした。すると
「B男『B子の夫』はおばあちゃんでなく、B子に一番亡くなってほしいかもよ」
アハハハハハハハ 皆の笑いが聞こえます。
今までの重たいお話が、いっぺんに吹き飛んでました。
私のアルバイト先ってこんなです。とっても楽しい職場です。
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