ピコとチロの部屋
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テキスト餡
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”女の一生”とは・・を考えさせられる出来事にあいました。
趣味の会 1ヶ月に一度のバス見学があります。
「この席 空いてますか?」
A町から乗る彼女が私のお隣さんになるんですが、今日の出欠は
聞いてません。
「空いてますよ。どうぞ」
お隣通し 話がはずみました。
「雨、降らないね。福岡にいた頃、断水で困ったのよ」
「福岡に住んでたの?」
「六年間 でもそれからずっと、夫の実家で田舎暮らし 初めて田植え機で
植えたの。『いい嫁がきたね』ってのせられて、喜んでしたの」
「わぁ〜かわいいね。」
「夫も褒め上手でね。『こうしてごらん?出来るだろう?』で又
お調子にのってするのよ。」
「奥さん かわいすぎる!!」
私は”かわいい、かわいい”を何度も言っていました。
私も田舎暮らしでしたので、昔の話をしてたら、同じ体験で話がはずみました。
「今ね。おばあちゃんと二人暮し。ボケがでたらどうしようって、心配なのー」
「二人暮し?」
彼女の人生をその時、知りました。
ご主人さまは七年前 亡くなられて娘さんが結婚されて、お家をでられてから、
五年間がおばあちゃんと二人暮しとなってるそうです。
”家が二世帯住宅 廊下でつながってる”
「お家をあそこに建てたのも私の運命だし・・・」とA子
おばあちゃんには弟夫婦がいるそうですが、”A子にまかせてる”で
全然 音沙汰なしだそうです。
「おばあちゃんがね。腰を痛めて入院したのよ。お見舞いに来た
弟がね、おばあちゃんにお金を渡してるのよ。ね。これおかしいでしょう?」
「おばあちゃんの面倒まかせてるんだから、奥さんに渡せばいいのにね」
そう言った私に”そうでしょう”のA子
私は母の入院を自宅すぐ側の総合病院にしました。
毎日 面会に行き、午後の時間は母との生活になっていました。
遠くにいる弟のお嫁さんはそんな私にいろんな心遣い、贈り物が届きました。
”自分らが出来ない事を頼んでる”
その際の心遣い ”お礼は誰にすべきか・・”は賢くなるべきでしょう。
A子の義弟さま こんな際は”お母さん孝行”ではなくて、
そっと A子に渡したら・・・そういう心がけはわきまえていなかったのでしょうね。
A子の
「これも私の運命なの・・・」
その言葉が”悲しく重い響き”にも聞こえました。
”お幸せを願っています”こちらの言葉は彼女にこそピッタリだと考えました。
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