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■ 「紺碧の棺」感想その2
続きです。
しつこいようですが前半はコ哀オンパレードだったんですが。 後半――蘭&園子がさらわれてしまってからは・・・ねぇ(涙)。 この二人がさらわれたと知ったコナンに哀ちゃんはただ一言「気をつけなさいよ」とだけ。 「助けに行くの?」とも訊かない。訊かなくたってコナンなら助けに行くに決まってるから。 そして助けに行くことがどんなに危険な状況だってわかってても、コナンをとめない。とめても行くって知ってるから。でもそれがわかってても何か一言くらい引き止める言葉を言いたくなってしまうものだと思うけど、本当に哀ちゃんは何も言わなかった。 どれだけ哀ちゃんはコナンのことをわかってて、コナンのことを信頼してるのかということが、ここでとても伝わってきました。だからここは凄く好きだった。 凄いよ、哀ちゃん。どうしてこれで公式でコ哀じゃないんだろう…。
・さらわれた蘭&園子。 園子ちゃんを守る蘭ちゃんがカッコよかったー!もう本当に。 ちょっと本気で蘭ちゃん、あなた新一別にいらないんじゃない?って思いました(笑)。どうみても蘭園でしたよ。 うーん、でもなぁせっかく蘭園を女海賊二人にたとえて、背中合わせで戦うシーンまであるんだから、あそこで蘭ちゃんだけじゃなく園子ちゃんにもちょっとした活躍場面があればよかったのに。残念っていうか、ホントもったいないと思います。蘭ちゃんだけが空手でおおーっていうのじゃ背中合わせとかの意味ないと思うんですよね。そりゃ園子ちゃんは蘭ちゃんみたいに強いわけじゃないけど、前回の映画でひったくりつかまえたときみたいな偶然の天然とか、もしくは何か一こだけ使える技があって「この前、まことさんに護身用に教えてもらったの」くらいはアリだと思うんだけどなー。 ああ、本当もったいない(><)。 それにしても敵さん、蘭ちゃんの空手技は何度受けてもすぐに回復してたくせに、コナンのサッカーボールには一発でやられてしまったのは何故なんだ(笑)。
・蘭ちゃんを心配して荒れた海に飛び込もうとするおっちゃん。 結局助けにはいけなくて、人によってはそんなおっちゃんはカッコいいというよりは情けない姿にみえるかもしれないけど、蘭ちゃんのことを心の底から想ってるおっちゃんにかなりジーンときました(><)。 私弱いんだよね、こうゆう娘を想う父親っていうの…。
・脱出シーンのコナンと蘭ちゃん。 あーあ、わかっていたけど見てても楽しくないなぁ(おい)。 ま、でもこのくらいならね。このくらいなら耐えられないこともないし、仕方ないってことで許してあげよう(何様。笑)。
そしてED。 エンドロール見ながら、後半は哀ちゃんの出番ほとんどなかったけど(2シーンのみ)前半はほとんどコ哀2ショだったしーvおおむね観に来てよかったかなーvvホント前半だけならDVDとか欲しいぐらいだよ、来年TVで放送されたら後半カットしてDVDに落とそうー☆とか考えていたら。 エンドロールも終わり。 最後にきっとみんな(もちろん哀ちゃん含め)いるよね?とくにコ哀じゃなくってもただみんなと一緒に画面にいるだけで嬉しいから、オチはおっちゃんとかでもいいよーなんてのんきに思っていたら。
えっ、嘘。そんなちょっと待って! こんな最後の最後にきて…!!
新蘭だなんて勘弁してくださいよーーーーー(涙)!!!
ちょっともう、ホントひどすぎる。 中2だかなんだか知らないけど、そんな過去の思い出話なんて、いりません!!
ふん、しょせん新蘭は過去にしか求めることができないんだから、哀しいわよねって嫌味のひとつも言って、自分を慰めたいところですが。
内容がというより(実際は別にそんなたいしたことないエピソードだったと思うし)、この本当に最後の最後にきたっていうのがダメージ大でした。ううう、ショック・・・。
というわけで、もしかこれから観にいかれる哀ちゃん好きのコ哀派の方。 確かエンドロールでもバックに哀ちゃんがいるシーンは流れなかったと思うし、エンドロール始まってからは見る必要ありません(きっぱり)。 コナンはみんな最後まであるの知ってて、ほとんど誰も席を立たないけど、エンドロール始まったらひっそり映画館出ちゃっても問題ないと思いますよ…。(私ももし知ってたらそうしたかった><)
これは本気で後半カットだな! っていうかコナン、お前「相棒」とか言ったからには最後までずっと哀ちゃんと一緒に行動せんか!!
…そういえば、夾透は逆転ホームランで公式らぶらぶになったし、黒ファイはノーマルじゃないとはいえ私には公式にしか見えない上、毎話何かしら萌えがあるし・・・ 最近私が好きなので、こんなはっきり見たくないカップリングを見てしまう可能性があるのってコナンくらいなんだよね。今更だけど。 どうもそのせいで、私昔より心が狭くなってしまったようです。 きっと昔ならこのくらいの新蘭にこんなにへこむことなかった気がするから。もっと余裕だったはず。 心の狭くなってしまった自分をしみじみ自覚しながら帰路についたのでした。
2007年05月11日(金)
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