微妙な表現があるので食事中の方は読まないで下さい。
「ケンベン」と言っても今の若者はピンとこないかも知れない。昔、小林よしのりという漫画家は受験勉強を略して「験勉(ケンベン)」という言葉を流行らせようとしたが失敗に終わった。それは当時は「ケンベン」というのは「検便」つまり、ウンコの検査のことだと誰もが認識していたからである。
その検便、今の小学校ではどれくらい行われているのだろうか。オレのようなオッサンになると大腸癌の検査などで検便をすることもあるわけだが、寄生虫もほとんどいなくなった今は子どもに検便を行う必要性がほとんどない。
ところが高校生ともなると、文化祭などで食品を扱う際に検便をする必要が出てくるのである。調理をする人の中にノロウイルスの保菌者や、腸チフス、赤痢、コレラなどの保菌者がいないかどうかをチェックするために検便は必要なのである。
しかし、今のトイレはほぼ100%洋式トイレである。洋式トイレでは検便のためにウンコを採取することがきわめて困難である。自動洗浄機能のついてるトイレでは立ち上がった瞬間にウンコが流れてしまうわけである。どうやってウンコを確保すればいいのか。オレは検便の必要時には勤務先にわずかに残存している和式トイレを使って便を採取することにしている。
この検便の際にもう一つ大事なことがある。それは便の状態である。下痢だとまともに採取すること自体が不可能である。ある程度の硬さ、太さが必要なのである。そして健康な便、いわゆるバナナ状の便は腸内状態が良好でないと作り出せないのである。腸内細菌のバランス、そして適度な繊維質の摂取などがあってこそ美しいツヤのウンコを排出できるのである。便の状態は健康のバロメーターである。
しかし、ネット上にそうした写真は見かけない。おそらくなんらかの理由で削除されるのかも知れない。見る人を著しく不快にさせるような公序良俗に反するものであるから削除対象になるのかも知れない。インスタグラムに毎日「今日のウンコ」という写真を掲載してる人がいるだろうか。ウンコを見られることは自分の恥部を見られること以上の恥ずかしいことであるというのが一般常識である。
今昔物語という古典文学には、平貞盛という変態が登場する。彼は本院侍従という女性に手を出そうとした拒絶され、諦めきれないのでそのウンコを盗む。ところが盗んだウンコは「かうばしきことたぐひなし」だったというくだりがある。現代でも女性の使用済みの生理用品を盗むという変態がいるが、平安時代にもやっぱり意味不明な変態が居たのである。オレはいくら好きな人でもウンコは見たくない。なんでそんなものを見ないといけないのか。オレが見るのは自分のウンコだけである。
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