| 2026年08月30日(日) |
高価な時計はなんのため? |
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時計店が外国人二人組に襲撃され、総額2億円の時計が白昼堂々と強奪される事件が東京で起きた。犯行時刻は8月25日午前11時55分ごろだから本当に白昼堂々である。東京都中野区の商業施設「中野ブロードウェイ」にある時計店で、警備会社から「不審な男がショーケースを割って物を取って逃げた」と110番通報があった。警視庁中野署によると、2人組の男が高級腕時計4本(販売価格計約2億円)を盗んで逃走したという。
盗まれた腕時計はともにスイスの高級ブランドの「リシャール・ミル」3本と「パテックフィリップ」1本の計4本。店は当時、営業中で店内には従業員ら5人がいたが、客はおらず、店員にけがはなかったという。
いきなり店舗に入った男たちのうち1人がわずか10秒ほどで店舗入り口付近のショーケースをハンマーで叩き割って腕時計を盗んだという。2人はそのまま店を後にし、1人は電動キックボードで、もう1人は走って逃げたとみられる。
現場となった時計店が入る中野ブロードウェイは「サブカルチャーの聖地」として知られ、漫画専門店やアニメグッズを扱う店などが軒を連ねているらしい。高級時計店が「サブカルチャー」とどう関係があるのかわからないが、池袋や新宿のような治安の悪い地域でもなく、また銀座でもなかったわけである。東京の土地勘のないオレには中野というがどういう土地なのか実感がわかない。
そこでオレは考えるのだ。そもそも高価な時計って何の意味があるのか。
クルマの場合の高価格というのはそのまま性能に反映される。高級車というのはそれなりの高性能を装備しているものであり、オレがふだん使ってる国産コンパクトカーなんかとは比較にならないくらいに快適で高性能であることは想像できる。
しかし、時計の場合は必ずしも高価=高性能ではない。たとえばオレが買って使ってるたかだか2000円くらいで買える電波時計はきわめて高性能である。時間はいつも正確そのものである。その上本体が赤くてオシャレである。しかしオレの時計を見た人はオレのことを「こんな安物の時計をつけてる貧乏人か」と蔑むだろう。
時計が4本で2億円するということは、その時計を身に付けてるだけで強盗に遭う可能性があるということだ。強盗にしてみればそれだけの資産が道を歩いてるわけである。大阪のような治安の悪い土地では尚更そんなリスクを冒すわけにはいかない。
少し前までオレはカシオのG-SHOCKと呼ばれるシリーズの時計を使っていたが、月に5秒くらい進むので時刻合わせが面倒だったし、電池交換の時はカシオの販売店まで出かけて交換したので駐車場代も余分にかかって面倒だった。今使ってるたった2000円の電波時計なら、電池が切れれば新しいのを買えば済むわけである。時刻合わせの必要もなく、常に秒まで正確な時間がわかる。2億円もする時計はどれだけ高性能なんだろうか。まさかあのAVのシリーズものみたいの時間を止めたり自由に操ったりはできないだろう。もしもそんな時計が買えるなら2億円出しても価値があるわけだが、現実には存在しない。
時計に2億円出さないオレは、今日も2000円の時計をしている。時計に使わなかったゼニでオレは株式投資をしてしこたま優待をもらって無料飯や無料ソフトクリームを手に入れている。ゼニは時計ではなく金融商品に使うべきだとオレは思うのだが、時計だって「値上がりするんだ」と反論されそうである。
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