| 2026年07月25日(土) |
どこまで円安になるのか? |
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円安がどんどん進行して、ついに1ドル/163円台後半である。日銀は介入を示唆してるが、そんなことがもうほとんど効果がないことは立証されている。かといって日銀が金利をこれ以上上げると、庶民の抱えた住宅ローンなどが大変なことになってしまう。奨学金(学生ローン)の金利が急上昇してることも心配だが、すでに国民生活は金利高によって苦しみを受けているのである。
輸入品の価格が上がることで食料を輸入に頼る我が国では食品の価格が上昇する。そうなるとコメ価格を下げる必要があるわけだが、それは農家の取り分を減らすことになる。そうしたさまざまなジレンマを抱えていても、国民生活を守るための米価の安定やガソリン価格の安定は必要なわけである。もはや「打つ手無し」とオレには思えるのだ。そんな中で政府が急いだのは「皇室典範改正」ということだった。このまま行くと何十年か経た後で麻生太郎は皇室の簒奪者として歴史に名を残すことになるのかも知れない。
高市早苗は「円安でホクホク」と発言した。自国通貨安を喜ぶ総理は、それだけ日本の価値ちが下がっているということに気付かないのだろうか。以前は輸出企業にとって円安は追い風だった。しかし、あらゆる原材料を輸入する日本にとって輸入価格上昇のコスト増の方が応えるようになっているわけである。
海外旅行する人が減ったのも円安のせいである。旅行先で物価高に直面してショックを受けるわけで、いつのまにかそのウワサが伝わって海外旅行そのものが減ってしまう。逆に外国からは「安い日本」を求めて観光客が押し寄せる。
オレはその円安対策として資産の一部を外貨建てで持っている。そうして為替ヘッジをかけているわけだが、常にこれから起きることに対して敏感でいようと思っている。資産のかなりの部分を現預金ではなく株式で持っているオレは、もしも暴落局面が来るなら全力で空売りして逆にチャンスに変えようと思っている。
160円と思われていた防衛ラインをあっさり超えて円安が進行している今、次の防衛ラインは170円とか180円になるのだろうか。もしも200円/1ドルにまで円安が進んでしまうと、輸入に支えられている日本の農業は壊滅することになる。
しかし、今の円安は構造的なものであり、金利をいじるとか為替介入するという小手先のやり方では変えられないわけで、「円売り」はまだまだ続くだろう。
オレは手元資金の中で外貨建てで運用してる比率をどうしようかと思いつつ、現状をずっと分析しているのである。世界中で今起きていることが次は何につながるのか。ロシアは膨れ上がった莫大な戦費をどうやってまかなうのか。アメリカとイランの間の戦争の落とし所はどこになるのか。戦争によって漁夫の利を得た中国の次なる一手は何か。
自民党や維新の会というクソ政党に投票する国民の愚かさを嘆きつつも、少なくとも自分が生き残るためには「ゼニ」は必要である。どうすれば自分だけはこの局面を乗り切れるのか。オレは自分のゼニのことだけを考えているのである。
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