2025年02月18日(火) |
喫煙カーを作れ! |
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大阪市内では条例で路上喫煙が防止されている。ところが設置された喫煙所は偏在していて、愛煙家達はタバコが吸えなくて困っているのである。天王寺駅前の喫煙所の前を車で通過するといつもそこにはニコチン中毒者達がぎゅうぎゅう詰めでタバコを吸っている。哀れな光景だが、喫煙者になった以上その覚悟は必要なのである。
そこでオレからの提案だが、移動喫煙所というビジネスを車一台で立ち上げるのはどうかと思うのである。
大阪市内には多くのコインパーキングがある。そのコインパーキングの中には一日24時間の駐車料金が1000円以下のものも多い。そうしたコインパーキングにハイエースのような車両を駐めて「移動喫煙所」として開設するのである。車内に多数の吸い殻入れを設置して、エアコンでがんがん換気してやればいい。入場料を10分/100円とかにすれば利用者は出てくるだろう。常に5〜6人の喫煙者がいるような状態を作り出せば1時間で3000円程度の売り上げが見込める。大阪市内のオフィス街なら少なく見積もっても1日で2万円くらいの売り上げがが可能だろう。
大阪府庁で喫煙が禁止になってからも、ヘビースモーカーの松井一郎は公用車を自分の喫煙所にしていた。最近の車には灰皿もついていないわけだが、少し工夫して喫煙に特化した車両を作ればいいのである。社内用の灰皿なんかはオートバックスでかなり安く手に入る。そいつをたくさん並べれば済むだけである。
ただ、使用されたヤニだらけの車両は非喫煙者にとっては最悪の車だろう。もっとも最後は中古車として海外に輸出してしまえばいいのだが。
こうしてどんどん肩身が狭くなる喫煙者たちだが、大阪市内にはけっこう「喫煙可」の飲食店も多い。先日、眼科に行った時隣にあったお好み焼き屋からソースのいい香りが流れてきたのでついついオレは吸い込まれたのだが、店内は喫煙可能でそこはタバコの煙の充満する恐ろしい空間だった。つまりこの店は、昼間の喫煙客を獲得することで生き残りを計ったのである。もちろんオレはもう二度と行かないと決めたのである。
大阪は地域にもよるがまだまだ住民の喫煙率が高い。俗に「DQN」と呼ばれる人たちは喫煙率が高いのである。淀川の北である大阪北部に比べて、大和川以南の大阪南部の喫煙率は倍近いというのがオレの体感である。
入学試験の偏差値が上昇すると喫煙率が下がるというのは統計的に実証されているデータもある。昔は東京帝大の学生も喫煙者が多かったが、今の東京大学は全国的に見ても喫煙学生率は最低クラスだろう。賢い人が増えれば喫煙者は減っていく。しかし大阪は行政がどんどん教育を破壊し、高校中退者や不登校を生み出しているわけで喫煙率も必然的に高くなってしまう。それなのに条例で路上喫煙を禁止するというのは矛盾しているような気もするのである。
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