2025年02月10日(月) |
寒波に耐えきれるのか・・・・ |
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ここ数日の寒波で我が家では大量の灯油が消費された。なんとか乗り切れたのだが、それにしても寒すぎるのである。「温暖化」してるはずの日本で、いや地球でどうしてこんなことが起きるのだろうか。北陸や東北では大雪で大変なことになっている。絶対に寒いよりも暖かい方がいいのである。
オレがふだん過ごすリビングの室温は12度くらいである。これを「寒すぎる」と捉える方もいるかも知れない。もちろん綿入れの半纏を着込んでいてこたつに入って過ごしているのである。もっと部屋を暖かくする方法もないわけではない。例えばエアコンも併用して暖房すれば室温を20度くらいに上げることも可能である。しかし、そのためにかかる電気代を思うと節約してしまうのである。我が家では暖房の主力は2台の石油ストーブと、石油ファンヒーターである。効率の悪いことに家族3人がすべて別の部屋で過ごしてるわけで、それぞれに暖房が必要なのだ。古い日本家屋ではこのような無駄が起きてしまうのである。
オレの住む家は築50年の古びた日本家屋である。家の随所にこだわりの部分があり、欄間があり、床の間に飾り棚があり、そういうどうでもいい部分に趣向を凝らしているのだがとにかく「寒い」のである。
二重窓にしたりして窓の改造をすれば少しは寒さはマシになるのかも知れないが、そもそもそういうリフォームは無駄な気もするのである。家を出た息子達たちは仕事の関係でどうせ実家には戻ってこないだろうし、そうなるとこの住みにくい状況も「死ぬまでのつなぎ」でしかないのである。
我が家で一番快適なのは88歳の母が過ごす2階の6畳のフローリングの部屋である。そこに小さな石油ストーブを置いてるとすぐに部屋全体が暖かくなる。母はそのストーブにやかんを掛け、餅を焼いて食べたりしているのである。部屋の扉を全開にしていることが多いのは、閉めると暑すぎるからである。もちろんストーブの炎も絞って小さくして灯油の消費を減らしてるのだが、それでも十分に暖かい。もともとその部屋を使っていたのはオレの妹である。
ゼニを使って家を大改造しなくても、灯油代を払えばなんとか寒さをしのげるとオレは思ってこれまでやってきた。しかし、これだけ寒さが増して、しかも灯油も値上がりすると、最善の方法は何かということを考えないといけないのである。
マンションのような集合住宅ならば「寒さ」はそれほどでもないのだろう。まるで北海道のようにじゃんじゃん灯油を浪費するなんてことは起きないのだろう。すぐに空っぽになる灯油のポリタンを見ながら「早く冬が終われ」とオレはただ祈るだけなのであった。
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